※ 2023/07/21追記:エポスカード(VISA)の海外旅行保険は2023/10/1以降、付帯条件が自動付帯から利用付帯に変更となります
※写真はイメージです
留学先:台北市 国立台湾大學
留学時期:2019年8月〜2020年1月
性別:男
留学した年齢:大学2年
目的:交換留学
私は大学二年生だった2019年8月〜2020年1月まで台湾台北市にある国立台湾大學に留学しました。
国立台湾大學は台北市の南部にある広大な土地をもつ大学です。そこでは、日本の在籍大学との交換留学という形で、中国文学部に所属しました。
今回は交換留学でのお金管理に関するお話のため、どちらかというと長期的な留学を考えていらっしゃる方にぜひ読んでいただきたいと思います。
現金?クレジット?電子決済?
基本的にすべてのお金は現金で済ましました。留学前に日本で集めた情報では台北市ではかなりクレジット決済や電子決済も拡充されているということでしたが、実際は屋台、夜市などでは対応していないところも多くあったため現金は絶対に準備したほうが良いです。
個人的には日本でクレジット決済に慣れていなかったという理由もあって、できるだけ現金決済を行いました。もしものためVISAカードを事前に作って持って行きましたが、結果としてほとんど使うことはありませんでした。
私自身の意見としては、現金の方がどれだけ使ったのか、どれだけ残っているのか、などが目に見えるためお金感覚を掴みやすかったと思います。
半年で使ったお金は80万円(奨学金含む)
留学に際して、それまでのバイトなどで50万円の費用を準備しました。これらのお金は10万円単位で現地の台湾銀行を通じて必要に応じて引き出すことにしました。
ここでは1つの大きな節約方法として、給付型の奨学金を紹介します。私は留学半年前ほどからいろんな奨学金に関する情報を集めはじめ、大学の留学奨学金制度にたどりつきました。この制度では大学での成績や面接などいくつかの基準をクリアし選考されれば、留学先の物価に合わせて奨学金が「給付」されるものでした。貸与ではなく給付のため大きな助けとなりました。台湾に対しては月に8万円が毎月振り込まれました。(日数の関係で8月と1月分をまとめて1か月分となりました。)
留学が終わって清算した結果、準備した50万円のうち10万円は手を付けることなく残りました。奨学金を除くと、消費したお金は半年で40万円。奨学金40万円(5ヶ月分)と合わせると、半年で使ったお金は80万円となります。
節約法とはまた違うのかもしれませんが、この奨学金制度で私は留学費用を大きく節約することが出来ました。民間のものでも奨学金制度などはたくさんありますので、1度調べてみて応募できそうなものは応募してみる、というのは大事だと思います。
食事・家具の節約術
奨学金以外での節約方法では、食事、家具があります。
まず食事から。台湾は自炊よりも外食の方が安いといわれるほど外食文化で外食の値段が安い国です。実際に3食外食しても日本円で1500円を大きく超えることはあまりありませんでした。
そんな安い食費で何を節約するのか、それは朝ごはんです。外食しても日本円で200円以下の朝ごはんですが、それをスーパーで買った食パンに変えることで1日の朝ごはんはおそらく20~30円ほどになったと思います。日本でいうところのコストコのようなスーパーが多くありますので、そこで朝ごはんをパンや、他の量のある食品に置き換えることで昼夜を少し欲張って食べたとしても節約することができました。
次に家具というのは、留学してすぐの生活準備のときのことです。タンスや靴箱など、中古でも良いものは、大学などでその時期に開かれているフリマのようなもので買うことをおすすめします。数か月あれば良いだけのようなものは積極的に中古やフリマの安いものにすることで節約ができます。
お金、貴重品は小型の金庫で管理
日本と違う環境の中、お金管理をどのようにすればいいのか気になる方もいると思います。私が気を付けていたのは日本で買った小型の鍵付き金庫のようなものを持って行くことです。現地では寮かアパートかによらず大家や、工事の方が予告なく外出中に部屋に入るということが稀にあります。そのような中、貴重品を机に入れておくだけでは非常に怖いです。そのため私は金庫にパスポート、引き下ろしたお金などの大事なものをいれておくことにしました。
また、10万円下ろした際もすべて財布に入れるのではなく、必要最低限の金額だけを財布にいれることにしました。これでスリ対策だけでなく、使いすぎ防止で節約にもなったと感じます。
物価も環境も違う国への留学で、どれだけ必要か、どんな風に持っていけば良いか、など不安もたくさんあると思いますが、使うところは使って、堅実にいくところはとことん堅実に、という心持で留学を思う存分楽しんでいただきたいと思います!
体験談ここまで
台湾留学の準備をしている方はクレジットカードの準備を!
台湾では夜市、小さめなレストランなど、現金しか使えないお店は多いです。
ですが、観光客が多い台北などの都心部ではクレジットカードが使えるお店も多く、その他にもホテル予約時のデポジットの支払い、航空券の購入、もしものときの海外保険(カード付帯のもの)など、カードを持っていることで受けられるメリットはあります。
こちらの記事では台湾留学経験者が実際に台湾で使ったクレジットカードをアンケートで聞き、おすすめのカードを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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