語学堂を3校見学して、ソウル大学校を選んだ理由。韓国での生活と留学前にやっておくべきだったこと

※ 2023/07/21追記:エポスカード(VISA)の海外旅行保険は2023/10/1以降、付帯条件が自動付帯から利用付帯に変更となります

※写真はイメージです。

※この体験談は2021年9月25日に執筆されたものです。今後、状況などが変わる可能性があるのでご了承ください

 

留学先:ソウル大学校言語教育院(語学堂)

留学時期:2018年~2020年

性別:女

留学した年齢:20代

目的:語学留学

 

私の初めての長期留学は韓国でした。

大学卒業後、一度社会人を経てソウル大学校言語教育院(語学堂)に2018年~2020年まで語学留学しており、1級~研究班(6級より上のクラス)まで在学していました。

今回、私の留学体験談を皆さんに読んでいただき、留学の参考になればと思い寄稿させていただきました。

語学勉強を始めた理由と留学を決めたきっかけ

私の趣味はスポーツ観戦なのですが、応援していたチームに韓国人の新人選手が入団しました。その選手の入団直後、ある日の練習終わりに日本人選手とは違うフレンドリーな対応をされてファンになり、その選手が韓国語でインタビューに答えているのを観て、選手が喋る韓国語を理解したいと思い、韓国語の勉強を始めました。

 

その後、独学と週1回、市で行われる韓国語講座に通っていたのですが、少しずつ韓国語が分かってきても韓国語の勉強が終わったら日本語で話してしまいます。

これではなかなか上達しないので、韓国に留学して日本語が話せない環境で韓国語をマスターしたいと思い、韓国留学を決意しました。

 

語学堂を3つ見学した上で、ソウル大学校言語教育院に入学した理由

留学する前に、2017年10月に一度渡韓して語学堂を3校見学しました。見学した学校は延世大学校、梨花女子大学校、ソウル大学校です。韓国留学を検討されている方でしたらご存じの方も多いかもしれませんが、いずれの学校も韓国では有名な大学です。

 

延世、梨花は学校近くに買い物ができる場所が沢山あり勉強以外のことも楽しめると思いましたが、本来の留学の目的である語学勉強を疎かにしてしまうのではないかと考えました。

 

また延世大学校は1クラスに2、3人は日本人学生がいる可能性が高いという説明を現地の職員の方から聞き、何かあったときに日本人の学生がいることは心強いかもしれませんが、日本にいた時と同様に授業以外は日本語を使って過ごしてしまうのではないかという懸念を持ちました。

 

一方、ソウル大学校は自然が多く、勉強する環境に適しており、繁華街があるソウル大入口駅(서울대입구역)までは学校からバスを使って移動する必要性があることと(徒歩では30~40分かかります)、職員の方から日本人学生が少ないとの説明を受け、考えた結果、ソウル大学校に入学を決めました。

 

ソウル大学校言語教育院での学校生活

学校見学時に説明を受けた通り日本人は少なく、2級と研究班(6級より上のクラス)の時だけクラスに日本人学生がいました。 クラスメイトは有名大学からの交換留学生や、韓国内の大学に進学予定の学生など、志が高い学生が多く見受けられました。

 

一学期に一回は文化体験でテコンドーや料理体験、DMZ訪問などがあり、また、定期テスト終了後はクラスメイトと食事に出かけたりしました。宿題に関しては他の語学堂から来た学生によると量が多いとのことでした。

特に5級時は宿題が多く、予習復習、翌日の単語テストの準備(毎日50単語くらい覚えていました)をしていたのと、アルバイトもしていたため時間に追われている感じがしました。研究班では、授業の一環としてソウル大学生と一緒に講義が受けられます。

 

学食は色んな棟にあります。語学堂に一番近い学食は歩いて5分ほどです。私は語学堂から離れた場所にお気に入りの食堂があったため、授業後に校内バスに乗ってお気に入りの食堂で食事をしていました。大体、3000~5000ウォンあれば食事ができると思います。

 

韓国生活(住まい、SIMカード、お金管理、バイトなど)

※写真はイメージです。

 

住まい

語学堂借り上げのワンルームに住んでいました。1学期あたり電気、水道代込みで1,500,000ウォンでした。各階にウォーターサーバーがあり、最寄りの停留所までは30秒ほど。家から学校まではバスで片道20分ほどですが、朝は渋滞するときもあり30分ほどかかることもありました。私は運動も兼ねて徒歩でも登下校していましたが、徒歩の場合は35分ほどかかりました。新林駅(신림역)にも近く、近くにはウォーキングコースがあったため大変住みやすかったです。

 

携帯電話

新村にある日本語対応可のJKモバイルでSIMカードを購入しました。月当たりの電話使用料は約30000ウォンくらいでした。

 

銀行口座

市庁駅近くの新韓銀行グローバルセンターで入国直後に開設しました。こちらは事前の来店予約が可能だったと思います。その後、ソウル大内にあるウリ銀行でも開設しました。インターネットバンキングも利用できるよう手続きをしましたが、外国人であることからか、いずれか1つの口座のみでの利用になると説明があり、新韓銀行の口座でインターネットバンキングが利用できるよう手続きをしました。

 

クレジットカード

日本からVisaとMastercardを1枚ずつ持っていきました。

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お小遣い

授業料と寮費を除いて5万円分で生活をしていましたが、正直きつかったので、結局7~8万円は使っていました。友人と遊ぶとなると1回で30000ウォンは使っていたので、8万円分くらいあると余裕をもって生活できると思います。

 

アルバイト

入国後半年くらいしてから日本語講師を始めました。私は日本語教員免許を所持しており、他のアルバイトよりも時給が高かったためです。日本語を教えることができる免許をお持ちの方は日本語講師をおすすめします。

 

留学する前にやっておくべきこと(英語・貯金)

※写真はイメージです。

 

英語

1級の時は韓国語を話せないクラスメイトが多いため、英語で会話している人が多くいました。授業時も先生が韓国語で説明を説明をした後、英語で説明をしていましたが、私は英語が話せないため、苦労しました(英語が話せれば恋が続いたのかなと思った体験もありました…)。なので少しでも英語が話せれば、クラスメイトと早く打ち解けたりできるかもしれません。

 

貯金

思ったよりも月当たりの出費が多かったため、日本で貯金しておくことをおすすめします。進級すれば毎回60,000ウォン近く教科書代がかかりました。

また、上記でも述べたように、友人と遊ぶと毎回お金がかかりますが、私は誘いがあった際は断ることはほぼありませんでした。友人と遊ぶことによって親睦を深めることができたり、韓国語も上達すると思ったからです。なので、充実した留学生活を送れるために、日本でできる限り貯金をしていくことをおすすめします。

 

まとめ

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。的確なアドバイスになったか自信はありませんが、参考になれば嬉しいです。韓国留学で日本では体験できない楽しいこと、辛いことを沢山経験できました。

社会人になってから留学することを躊躇される方もいらっしゃいますが、いざ留学をすると、社会人を経て留学している方も沢山いました。社会を一度出て留学をするからこそ得られることも沢山あると思います。 皆さんの韓国留学が実りあるものになるよう応援しております。

 


体験談ここまで

 

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韓国は日本とは違い、キャッシュレス普及率90%以上の圧倒的なカード社会です。それは留学に行く人にとっても同様で、事前に日本でクレジットカードを準備しておくことが大切です。

 

こちらの記事では韓国留学経験者が実際に韓国で使ったクレジットカードを集計してランキングとしてまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

 

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