カナダ留学中、コロナにかかりエポスカード海外旅行保険を利用した体験談【手続きの流れも】

※ 2023/07/21追記:エポスカード(VISA)の海外旅行保険は2023/10/1以降、付帯条件が自動付帯から利用付帯に変更となります

※本記事の内容は2022年3月時点での体験談を基にしたものです。今後状況が変わる可能性がありますので、保険の補償内容、条件などは必ず公式ページで最新情報をご確認ください。

 

この体験談の著者について

性別:女

留学先:バンクーバー

留学時期:2022年2月〜


 

この記事では、私がクレジットカード付帯の海外旅行保険を利用した時の体験談をご紹介します。私は2022年2月末にカナダのバンクーバーに留学として渡航しました。

 

そして3月末に流行していたコロナウイルスにかかり、現地の医療機関を受診しました。私が利用したのは、『エポスカード海外旅行傷害保険』という、エポスカードを持っているだけで自動付帯(※)になるものでした。特に渡航の際の手続き等はなく、日本を出国後最長で90日間、傷害や携行品損害等が保証されるものです。

※ 2023/07/21追記:エポスカード(VISA)の海外旅行保険は2023/10/1以降、付帯条件が自動付帯から利用付帯に変更となります

 

渡航の1ヶ月後にまさか保険を使うことになるとは思ってもいませんでしたが、持っているだけで保険の対象になったのでありがたかったです。

 

本記事では、コロナで病院にかかるまでの経緯やエポスカード海外保険の手続き方法、実際に海外保険を利用した感想などをまとめました。

コロナになり病院に掛かるまでの経緯

留学生活にも慣れてきたある日、猛烈な喉の痛みを感じて起床しました。熱や寒気、倦怠感もあり学校に行ける状況では無かったため、学校で無料配布していたコロナウイルスのセルフテストをルームメイトの子に持ってきてもらい、テストを受けたところ陽性でした。

 

日本から風邪薬は持ってきてはいましたが、今までにない喉の痛みだったので病院に掛かることにしました。バンクーバー内で日本語対応可、オンライン診療可の病院をネットで調べ、エポスカードの保険でカバーされる対象になっているかを問い合わせました。病院からの返信が来て、予約の枠を取り、zoomでオンライン受診するという流れになりました。

 

エポスカードの海外保険が適用されるまでの手続き

まずエポスカード海外旅行保険事故受付センターに電話で連絡し、保険の加入証明”を病院に送ってもらうように頼みました。それが送られると、保険金請求に必要なフォーマットが病院からメールで届き、氏名や病状などの情報をサイトに入力して送信します。

 

また病院からは、パスポートと日本出国を証明するもの(パスポートの四角い出国スタンプ、搭乗券、e-ticketなど)の提示を求められました。私はパスポートのスタンプを送ったつもりでしたが、出国印ではなくカナダに入国した時のスタンプしかなかったため、e-ticketを送り直しました。日本を出発した日が基準になるので、入国印ではなく、必ず出国した日を証明するものが必要なようです。

 

そして予約した時間にzoomでオンライン診療を受けました。私が掛かった病院は、日本人の通訳の方が先生の隣にいらっしゃったので、気兼ねなく何でも聞くことが出来ました。体調が悪い時に英語でやり取りをするのは不安があったので、安心できて良かったです。

 

薬の処方については、受け取り方法が2種類ありました。

1つ目は、病院指定の薬局に取りに行く方法です。病院が提携している薬局で、キャッシュレスで受け取ることができます。また友人やホストファミリーなど、代理の方のピックアップも可能でした。

2つ目は、希望の薬局に病院から処方箋をFax送付してもらい、自分で一度購入して後から請求するパターンです。私はまたルームメイトの子に頼んで取りに行ってもらったので、キャッシュレスで済みました。

 

さらに、ドクターズノート(診断書)も診療の際にお願いしました。私の学校は病欠した場合、ドクターズノートの提出が必要でした。コロナウイルスの場合は例外で、セルフテストの陽性の結果の写真だけでも公欠の扱いにしてもらえたのですが、念のためドクターズノートをもらうことにしました。その週いっぱい学校をお休みするように書いてもらったドクターズノートをメールに添付して送ってもらい、学校に提出しました。日本で診断書を書いてもらうと別途料金が発生しますが、今回はこの費用も含まれていて、実質的には無料でした。

 

エポスカードでは疾病治療費用として一度に270万円までは保険がききます。保険会社と病院が提携していたため、全てキャッシュレスで完結しました。トータルの金額は私の元には通知されていないのですが、保険の補償額内で収まっているので私は一銭も支払っていません。

 

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直前まで気付かなかった落とし穴(保険の適用条件)

実はエポスカードの他に、私は楽天カードも持っていました。楽天カードの方にも同じく、日本出国から90日間の海外旅行保険があります。私はエポスカードを持っていることは忘れていて、楽天カードの方の保険に加入していると思い込んでいました。留学エージェントにも相談して、入国審査で書類の提示を求められても大丈夫なように、日本出国前に楽天カードから保険の証書も取り寄せていました。それにもかかわらず、楽天カードの保険の対象にはなっていなかったのです。

 

エポスカードの自動付帯の保険とは違い、楽天カードの保険は利用付帯です。私の場合は日本からバンクーバー行きの航空券を楽天カードで購入していました。以前まではこのような交通費をカード決済することで保険の対象になっていましたが、数年前に適用条件が変わり、現在は募集型企画旅行でないと対象にならないのだそうです。また、保険の証書に関しては、自分で条件を満たしていることを確認して発行依頼すれば、誰にでも発行されるものらしいです。それを病気になってから初めて知り、とても焦ったことを覚えています。エポスカードは自動付帯の保険で本当に助かりました。

 

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実際にカード付帯保険を利用してわかったメリット・デメリット

まずメリットとしては、全てキャッシュレスで済んだことです。立替もありませんでしたし、薬代やドクターズノートに関しても全額カバーされたのは良かったです。さらに、カルテや身分証の提示、診察までがオンラインで完結したのも、とてもスムーズでした。外出が出来ないほどの体調不良だったので、病院に出向くことなく済んで助かりました。

 

また日本語の通訳に関して、私の保険では通訳の代金もカバーされていました。友人が同じ時期に同じ症状で同じ病院に掛かったのですが、彼女は学校の保険に加入していて、その保険では通訳をつけると別料金になっていたそうです。それと現地の保険とは違い日本の保険なので、全て日本語で対応してもらえたことも安心できました。

 

デメリットとして挙げるとするならば、国際電話をしなければならなかったことです。まず、家族や友人以外で日本に電話することになると思っていなかったので、LINE通話以外の通話方法を考えていませんでした。そもそも今の自分のスマホが国際電話に対応しているのか、無料なのか、有料なのか、有料だとしたら何分でどれくらいの金額がかかるのか、どのように電話を掛けるのか等、当時の私は何も知りませんでした。

“コレクトコール”という、通話料が着信者払いになるサービスもあるのですが、そのやり方もよく理解していませんでした。体調不良の時に調べても、全く頭に入ってこなかったので、体調が万全な時に調べておけば良かったと思いました。さらに自分のスマホの設定やプランについても、国際電話の掛け方等を確認しておけば良かったと思います。

 

個人的には、メールやチャット、専用のウェブサイトなど、電話以外の方法での対応が可能になればもっと使いやすくなるのではないかと思います。電話はどれだけ無料かどうかを確認しても、通話時間が長引くと高額請求されないか心配になりました。

 

まとめ

留学先のバンクーバーでコロナウイルスにかかり、エポスカード海外旅行傷害保険を利用して現地の病院をオンラインで受診しました。診察代はもちろん、薬代、ドクターズノートの代金までも保険でカバーされ、全てキャッシュレスで完結してとても助かりました。また、もし現地の保険であれば、英語で対応しなければいけなかったと思いますが、日本の保険のため手続きは日本語で安心して行う事ができました。一点だけ、日本に国際電話をしなければならなかった際に手間取りましたが、総じて簡単でわかりやすく、スムーズな手続きでした。

 

以上が、クレジットカード付帯の海外旅行保険を利用した流れと感想です。いかがでしたでしょうか。これから海外に行かれる方の参考になれば幸いです。

 

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参考

エポスカードの海外旅行保険の詳細:https://www.eposcard.co.jp/insurance/oversea_insurance.html#tab01

 

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