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留学先:釜山 語学堂
留学時期:2020年~2021年
性別:女
留学した年齢:30代
目的:語学留学
私は2020年~2021年、韓国の釜山にある語学堂へ1年間通いました。当時は30代とかなり遅めの語学留学でした。
これから韓国へ留学等を考えていらっしゃる方の参考になればと思い、私の体験談をご紹介させていただきます。
東京での生活に嫌気が差し、語学留学を決意
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私が語学留学を決意したきっかけは単純です。
「東京の生活から抜け出したい!韓国語を本格的に勉強したい!」と考えたからです。
K-POPをきっかけに趣味で韓国語の勉強を少しずつ進めていましたが、独学で6級まで取得する方も多くいる中で、私には無理だと独学の限界を感じました。
また、当時東京で仕事をしていたのですが、田舎で育った私にとって息が詰まるような都会の空気に毎日嫌気がさし、このまま東京で生活していくのかと悩んでいる時期でもありました。そのような中、語学留学に行った方のブログを偶然発見し語学堂というものを知り、一気に語学留学への意欲が高まり決意するに至りました。
まさかの留学延期・・・
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2020年春学期(6月~)から語学堂に通う予定でしたが、コロナ感染拡大により留学エージェントから延期を勧められ、夏学期(9月~)に延期することになりました。
同年3月から韓国で入国制限が始まり、入国後の対応についての情報がまだ少なかったため留学エージェントの方も対応に追われ大変だったと思います。
まさかの延期で不安になっていた私の質問に対応してくださったエージェントの方には感謝しかありません。ちょっとしたことでも質問できてフォローしてくれるので、留学エージェントを利用して本当に良かったと思っています。
ビザ申請!領事館の人に言われたこと
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留学前の手続きの中で目玉となるのがビザの申請です。必要な書類についてブログなどで調べていると、“書類が変わることがあるので事前に電話で確認するべき“と書いている方がほとんどだったので、私も領事館に電話で確認しました。
当時コロナ関係で必要だった書類のうち病院の診断書があったのですが、少しでも安く発行してくれる病院を探して受診するなど多少手間がかかりました。書類を揃えていざ領事館へ申請するのですが、私の場合、管轄する領事館が県外にあったので交通費も結構かかりました。これから計画を立てる方は領事館への交通費も確認してみると良いと思います。
書類の確認が終わり、最後に領事館の方が「こちらから連絡しますので、それまで電話はしないでください」とおっしゃっていたのが印象的でした。私は申請から2週間後に許可の連絡があり、無事ビザを受け取ることができましたが、あまりにも遅い場合は電話で催促することをおすすめします。
※ビザ申請に必要な書類は必ず現在のものを確認してください。
大学寮で14日間の隔離生活
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韓国入国後14日間の隔離は大学の寮で行いました。朝、昼、夕と3食提供があり、時間になるとドアノックを合図に食事をドアの前に置いてくれます。結構量もあるので毎日食事に追われる日々でした。メニューは飽きないように考慮してくださったのか、ハンバーガーやチキン、お菓子まで用意してくれました。
私が隔離中一番困ったことはドライヤーでした。私はてっきり日本のドライヤーは使えないと思っていたので持って行かずに隔離中は自然乾燥で乗り切りましたが、日本のドライヤーも使えないことはないということを後から知りました。ただ、韓国の電力が強く壊れる可能性が高いので、その点を含めて持って行くか検討してみてください。海外でも使えるドライヤーがあれば確実です。
その他、私は床の汚れが気になるので事前にスリッパと掃除道具を持参しました。友達は洗濯紐が役立ったそうです。持って行く荷物にも限りがあるので、隔離場所に合わせて持ち物を厳選してみてください。
現地でのお金の管理!チェックカードが便利
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私はまず始めに日本から持ってきた現金を現地で両替し、銀行口座ができるまでは現金または日本のクレジットカードで買い物しました。銀行口座は外国人登録証が無いと作れないところがほとんどなので時間がかかります。やっと銀行口座を作ることができたら、次は持っていた現金を口座へ入金し、その後は銀行から発行されるチェックカードで支払いをしていました。
チェックカードとは、口座に入っているお金で支払いができるデビットカードのようなものです。日本のクレジットカードは時々使えない場面もあります。手数料も多少かかることを考え、私はチェックカードをメインに使っていました。交通カード機能も付いているので、バスや地下鉄もチェックカードをタッチすれば乗ることができます。
日本からの国際送金についての方法は様々ありますが、韓国のATMでウォンを引き下ろせるキャッシュカードの利用が一番便利だと感じました。留学へ行く前にキャッシュカードを作っておき、韓国のATMでウォンを下ろすという方法であれば、高い送金手数料をかけずにウォンを受け取ることができます。キャッシュカードの会社はいくつかあると思うので、気になる方は調べてみてください。
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経験者に聞いた!韓国留学におすすめなクレジットカード3選 >
釜山で学生気分!語学堂生の日常
私は大学を卒業して10年近く経っていたので、韓国での語学堂生活はまさに学生に戻ったような気分でした。平日は午前9時から午後1時まで授業を受け、昼食は寮の友達と一緒に食堂に行くという毎日でした。午後以降は宿題をしたり友達に会ったり散歩にでかけたりと自由な時間を過ごします。
韓国人の大学生と交流できるグループに参加すれば、定期的に小さなイベントがあるので韓国語を話す機会にもなり、相性が合えば友達を作ることも可能です。集まりの場に積極的に参加するなど、自ら行動している人はコロナ関係なく韓国人の友達を作っていました。
私の場合は、好きなアイドルを通して韓国の方と出会いました。語学堂の学生は20代前半が多く同世代はほとんどいませんでしたが、世代関係なく一緒に勉強し遊びに行く友達ができたことは、本当に恵まれていたなと感じています。留学中の過ごし方は人それぞれですが、私の周りには行動力のある子が多かったためいつも刺激を受けていました。
コロナ禍での留学に後悔?語学力はどうすれば上がる?
1年を振り返った時、後悔は全くありませんでした。
韓国に到着してから授業がオンラインになるという通知を聞いたときは、韓国に来たことを少し後悔したりもしました。オンライン授業は確かに語学学習の面では不便な部分が多いかもしれませんが、慣れるしかない状況もあり、かえって楽なので私は気に入っていました。コロナ前の語学堂生活を知らない私にとっては受け入れるのが早かったかもしれません。
語学力については、授業以外に私は韓国語で日記を書き小説を読むなどの勉強をしました。話す力を付けるにはやはり実際に話すことが一番だと実感しています。人が持っている能力はさまざまなので、周りよりできなくても落ち込まないでください。私もいつもそう言い聞かせています。弱点を補う自分に合った学習方法を見つけていくことが大切だと思います。留学が終わった今、韓国語を使う仕事をするという目標に向けて、苦手なリスニングとスピーキングの勉強を続けていきたいと考えています。
体験談ここまで
韓国留学の準備をしている方はクレジットカードの準備を!
韓国は日本とは違い、キャッシュレス普及率90%以上の圧倒的なカード社会です。それは留学に行く人にとっても同様で、事前に日本でクレジットカードを準備しておくことが大切です。
こちらの記事では韓国留学経験者が実際に韓国で使ったクレジットカードを集計してランキングとしてまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
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