【梨花女子大学】社会人からノービザで韓国の語学堂に留学し現地で国際結婚&日本語教師になるまで

※ 2023/07/21追記:エポスカード(VISA)の海外旅行保険は2023/10/1以降、付帯条件が自動付帯から利用付帯に変更となります

留学先:ソウル・梨花(イファ)女子大学語学堂

留学時期:2016年

性別:女

留学した年齢:20代

目的:語学留学

 

私は2016年にソウル・梨花(イファ)女子大学語学堂に留学していました。

 

その後韓国の方と国際結婚し、韓国にて日本語講師として仕事をしています。

 

ノービザ留学を選んだ理由

私が留学したきっかけは、社会人として何年か働き、転職を考えていた時期でした。学生の時のように長く時間が取れるわけではなかったので、近場に短期の留学を考え短期間で語学習得が可能であること、一人暮らし経験がなかったこともあり海外での生活をしてみたいと考え韓国留学に決めました。

 

韓国語は韓国ドラマを見ていたことや、何度も旅行に行ったこともあり問題なかったので、決断はスムーズでした。行き先を決めてからはすぐに準備に取り掛かりましたが、期間をどれくらいにするか決めきれずにいました。

 

また、ビザを取得するまでの時間や準備に取られる時間がもったいないと感じ、まずは3ヶ月(観光ビザの範囲内)で滞在することに決めました。ビザの準備がないことは時間的に大きなメリットはありますが、やはり韓国での活動に大きな制限あることは確かです。

 

まず、携帯や銀行口座の契約などができないこと最も大きなデメリットです。韓国はカード社会(クレジットカード、デビットカードなど)なため不便ではありますが、留学エージェントに確認したところ学校に通うことはノービザでも可能とのことで、私には韓国の友人がいて手伝ってもらうことができたので決断ができました。

 

留学で一番重要になるのは家の契約ですが、これをノービザで個人ですることは不可能に近いです。そのためエージェントにすべて契約してもらい、携帯などは通話ができるものだけをレンタルしました。

 

準備するものはほとんどなく、学校選びの際は基本の文法を確実に習うため語学堂を選びました。語学堂は文法・話す力・書く力を総合的に学びたかったこと、そして年齢層も重視したポイントです。当時、学生ではなかったのである程度落ち着いた留学生活がしたい思いもあったため梨花女子大学を選びました。レベルテストがあるのでもちろん事前に勉強は必要ですが、基礎クラスに入っても韓国語で授業が進んでいくため十分な勉強になります。

 

語学堂で奨学金をもらい、留学を6ヶ月延長

語学堂では現地の学生が外国人留学生に一人付いて韓国語を教えてくれる制度があったので、できるだけこの時間を活用し、韓国語を話す機会を多く作りました。

 

語学堂に通っていても午後からは時間があるため、同じクラスの友人と午後の時間を過ごしていました。もちろん外国人同士で会話をしているので、韓国語の成長はあまりないかもしれませんが、外国の方の考え方や常識の違いなどを経験することができて良い時間になったと感じています。

 

結果的に語学堂では奨学金をもらえたこともあり、その後6カ月間延長して語学堂に通いました。(試験・出席率で奨学金がもらえたり表彰制度があります

 

ビザを取得するか迷いましたが、学期ごとに1週間ほど休みになるため、そのまま観光ビザでの留学を続けました。

 

スタートの地点にもよりますが、9カ月通うことで基本的な日常の文法はカバーすることができました。ただ自分が話せるかというと留学していた頃は文章をひとつひとつ言うのが精一杯だったように思います。

 

もちろん留学中にアルバイトなどをしていれば話せるレベルも違ってきますが、自分が一番話せるようになったと自覚したのは留学後1年が経った頃です。これは単語の数が圧倒的に増えたからだと思います。

 

留学される方は文法の勉強よりも単語の数を増やしておく準備が必要かもしれません。

 

社会人は帰国後を考えることが一番大事

最後の3か月間は、留学を終えてその後日本でどうするかを考えながら生活をしていました。

 

学生ではない場合、留学後を考えておくことが一番重要だと思います。留学したからには韓国語を使用した仕事をしたいと誰もが思いますが、基礎からスタートした1年程度の留学ではビジネスで使えるレベルまでは到達しないことがほとんどです。

 

私ももちろん韓国語を使う仕事ではなく一般的な仕事に就き、勉強する時間を確保することで、帰国後は韓国のテレビ番組が字幕なしでも80パーセントは理解できるまでになりました。(韓国のテレビはテロップが多いので読みながら見ることができます。)

 

使わない環境であればすぐに忘れてしまうので、使う環境を作るために韓国語のレッスンにも何度か通いました。帰国後はレッスンなど勉強時間を確保できるようにすることが一番大事なのかもしれません。

 

その後、留学時に知り合った韓国の方と結婚して再び韓国に住むことになりました。韓国語を勉強し始めて4年ほど経っていましたが、韓国で日本語家庭教師・講師として仕事をすることができています。

 

現在も語学堂で勉強したからこそ、日本語と韓国語の表現の違いなど細かな説明をすることができているので、留学の意味はやはり大きいものであり、人生を変える大きな経験だったと感じています。


体験談ここまで

 

韓国留学の準備をしている方はクレジットカードの準備を!

韓国は日本とは違い、キャッシュレス普及率90%以上の圧倒的なカード社会です。それは留学に行く人にとっても同様で、事前に日本でクレジットカードを準備しておくことが大切です。

 

こちらの記事では韓国留学経験者が実際に韓国で使ったクレジットカードを集計してランキングとしてまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

 

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経験者に聞いた!韓国留学におすすめなクレジットカード3選   >

 

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