マルタ留学に海外保険は必要?コロナ禍の留学中に加入した保険、受けた医療サービスも紹介

※ 2023/07/21追記:エポスカード(VISA)の海外旅行保険は2023/10/1以降、付帯条件が自動付帯から利用付帯に変更となります

みなさまは「海外保険」を留学前に確認されてますか?留学に関して、必ず確認しなければいけないことの1つに「海外保険」があります。

 

海外保険とは、加入していれば渡航先で怪我や病気・盗難・事故等にあった際に保険会社が治療費を一部もしくは全額補償してくれる制度です。

 

今回はマルタ留学の際に必要な海外保険について、またコロナ禍留学中の私が加入した海外保険、実際にマルタで医療サービスを受けた経験をお話しいたします!

 

留学時期:2021年の半年間

 

※本記事は2021年8月時点での情報となりますので、最新の情報については必ずご自身でご確認をお願いします

コロナ禍マルタ留学の”海外保険” ~留学前基本知識~

①マルタの医療機関・治療費について

②実際に私が加入した海外保険について

③クレジットカード付帯の海外保険について

 

①マルタの医療機関・治療費について

 マルタの医療機関はマルタ国民であれば無料で受診することが可能です。

 

しかし、外国人語学留学生である私達は当然同様のサービスを受けることはできませんので実費で支払うしかありません。

 

大きな怪我や病気で入院や手術となると多額の医療費がかかります。そんな時に、役立つのが海外保険です。海外保険に加入すれば怪我や病気の治療費を一部もしくは全額補償してくれます。

 

後述しますが、マルタで実際に薬局(Pharmacy)にて医師の診察を受けて「扁桃炎」と診断された際は、合計€29.95(薬代:€14.95 恐らく診察・診断書:€15 この費用は後ほど保険会社に請求します)凄く高い!というわけではないですが、保険があると考えると病院にも行きやすいですよね。

(参考:https://www.mofa.go.jp/mofaj/ms/h_w/page22_002879.html

 

②実際に私が加入した海外保険について

 私が、マルタ留学の際に加入した海外保険は「t@biho たびほ(節約プラン)」です。理由としては、以前も利用したことがあったこと、比較した中で一番安く保険内容に不足がなかったからです。

 

また、ネットから申し込みができ、契約書を英文・ユーロ建で発行できた点も選んだ理由の1つです。「t@biho(節約プラン)」の保険内容について簡単にご紹介致します。(詳しい内容につきましてはご自身でご確認下さい)

 

補償内容:一部抜粋

補償内容

補償金額

傷害死亡、傷害後遺症害、疾病死亡

1,000万円

治療・救済費用(コロナ治療を含む)

3,000万円

個人賠償責任

1億円

生活用動産

100万円

その他(弁護士費用等)

10万円〜100万円程度

その他、必要なオプションを追加することも可能です。

 

上記のような内容で7ヶ月のマルタ留学の海外保険料合計9万円程度でした。

※コロナに関する補償についてはt@bihoのホームページにて補償内容を掲載しておりましたのでご確認ください。

 

海外保険はi保険や価格.comといった比較サイトで比較ができ、他にもAIG損保、東京海上日動、Guard Meといった保険会社のプランを比較検討しました。

保険会社

特徴

AIG損保

インターネット申し込みが可能で、治療・救援費用が無制限なのが特徴です。t@bihoの次リーズナブルでした。

東京海上日動

6ヶ月未満の場合はインターネットが可能です。提供しているプランが「安心セット」から「治療・救済費用のみ」のプランまで個人のニーズに合わせたプランが選べます。

Guard Me

国際保険会社で保険料が格段に安いのが特徴です。留学エージェントによっては、この保険をススメているところもあるそうです。※情報が少ないのでエージェントに確認することをオススメします。

(参考:https://tabiho.jp/tb/https://travel.aig.co.jp/

          https://travel-hoken.net/https://www.guard.me/)

 

③クレジットカード付帯の海外保険について

 クレジットカードの中には、海外保険付帯のものがあります。クレジットカードに付帯される海外保険は、保険適応期間が90日以内のものが多いです。私は留学期間が7ヶ月と長くビザ申請が必要なため、クレジットカード付帯の海外保険は使用していませんが、90日以内の方は使用可能です。

 

ちなみに、私が保持している エポスカードの補償は下記の内容です。(詳しい内容につきましてはご自身でご確認下さい)

 

エポスカード 海外旅行保険 補償内容

「旅行代金」をエポスカードで支払いいただくことで海外旅行傷害保険が適用されます

旅行代金とは、宿泊を伴う募集型企画旅行の代金・公共交通乗用具の料金です

保険の種類 保険金額
傷害死亡・後遺傷害 最高3,000万円
傷害治療費用 200万円(1事故の限度額)
疾病治療費用 270万円(1疾病の限度額)
賠償責任(免責なし) 3,000万円(1事故の限度額)
救援者費用 100万円(1旅行・保険期間中の限度額)
携行品損害(免責3,000円) 20万円(1旅行・保険期間中の限度額)

※携行品1つあたり10万円程度、乗車券等は合計5万円程度

(エポスカード公式ページより引用)

 

他にも、JCBカード等海外保険付帯のクレジットカードがありますのでご自身の持っているクレジットカードのサービス内容を確認したり、新たに海外保険付帯のクレジットカードを発行するのも1つの手かもしれません。

※コロナに関する補償の有無は分かりかねますので事前にカード会社へ問合せをオススメします。

 

↓エポスカードのお申し込みはこちら

エポスカード

 

コロナ禍留学の”マルタ医療サービスについて” ~留学中~

①実際にコロナ検査と、診察に行った時のお話し

②コロナに感染した場合の隔離と補償について

 

①実際にコロナ検査と、診察に行った時のお話し

 私は、自分がマルタでコロナに感染するなんて1ミリも思っていなかったため、海外保険もそこまで補償内容を気にしていませんでした。

 

2021年7月頃のある日、私は喉の痛み・頭痛・悪寒を覚え、熱を測って見たところ、なんと38.3℃…!昨日までは何ともなかったのに、突然の高熱に血の気が引いたのと共に頭に「コロナ」の文字がよぎりました。

 

とりあえず陽性なのか陰性なのかを知るために恐る恐るRapid test(迅速検査)を受ける事に、PCRよりも精度は落ちますが15分ほどで結果がでます。

 

結果は…”陰性”。本当に安堵しました。その後、日本から持ってきた風邪薬を飲んでも熱が下がらなかったため、マルタの医者に診てもらう事に。マルタには大きな病院がありますが、初期段階ではまずは地域のお医者さんがいる薬局(Pharmacy)へ行くのが一般的ということで薬局へ足を運びました。お医者さんが診察している時間は薬局によって異なるので店員さんに事情を説明して診察時間を確認するのがベストです!

 

お医者さんに風邪の症状を伝え、喉の確認と聴診器を当てられ扁桃炎と診断されました。その後、診断書を書いてもらい薬を処方されました。その間、約5分ほどです。(診察が早すぎて本当に大丈夫かな?と不安になりました。笑)しかし、その後薬を飲み続け無事に回復することが出来ました。

※保険会社にもよりますが、保険金請求には「領収書(レシート)」と「診断書」が必要になるかと思いますので必ず、その旨をお医者さんに伝えましょう。

 

②コロナに感染した場合の隔離と補償について

 結果的に私は陰性でしたが、もし陽性になった場合どのような措置が取られるかを学校側と保険会社側に問い合わせしましたのでその内容をお伝えします。

陽性だった場合の隔離について(※学校により異なります)

私の学校では、まず陽性と診断された場合には陽性者及びフラットメイト全員14日間の隔離が必要になります。そして陽性者は学校寮等の1人部屋に隔離されます。2人部屋の場合は追加料金を支払い1部屋に移動します。

隔離中は外に出ることが出来ないので、食事などはデリバリー注文が基本となり、授業はオンラインで受けることが出来ます。

コロナに感染した場合の補償について(※t@bihoの場合)

私が、風邪を引いた時にコロナウイルスに関する補償についてt@bihoに問い合わせをしたのでその時の内容をお伝えします。

 

「問合せ内容」

 コロナ陽性者になった場合、隔離施設代は補償はありますか?また、どのような補償がありますか?

 

「回答」

 責任期間中に新型コロナウイルスに感染した場合の治療費は「治療・救援費用」にて補償いたします。

陽性と判明した場合は、治療費用や入院費用、ホテルなどの施設で隔離された場合の客室使用料は「治療・救援費用」にて補償対象でございます。

ただし、陽性と判明したことにより新たに発生した費用が補償の対象となります。そのため、以下の費用は補償対象外となりますのでご注意ください。

 ・検査結果は陰性でホテル等で隔離となった場合の滞在費用

 ・待機要請に備えて予め予約済みであったホテルの宿泊費

以上が補償内容ですが、コロナ禍に留学している身としてはコロナに関する補償があるのは凄くありがたいと思いました。

 

コロナ禍マルタ留学の海外保険選びに必要なこと

 現在、コロナ禍留学の経験を通じて思ったことは、自分が加入した・する海外保険に「コロナ陽性時の補償」があるかを必ず確認した方が良いということです。

 

思った以上にコロナは身近な存在です。実際、留学生の間でコロナ陽性者になった人や濃厚接触者になって隔離を余儀なくされている人を目の当たりにしています。

 

留学した後に、実はコロナの補償がされないと気がつくのではなく、”留学前”に世の中の状況そして、自分の状況を鑑みて海外保険に加入することをオススメします!

 

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