※ 2023/07/21追記:エポスカード(VISA)の海外旅行保険は2023/10/1以降、付帯条件が自動付帯から利用付帯に変更となります

多民族国家シンガポールは、政府主導でキャッシュレス化が非常に進んでおり、クレジットカードやモバイル決済がほぼすべての場所で利用可能です。特に旅行者にとって重要なのが、公共交通機関(MRT、バス)への対応です。
結論:JCBカードは、主要な商業施設、ホテル、観光地で広く利用可能であり、アジア圏でのJCBの強さが発揮される国の一つです。ただし、日本のICカード(Suicaなど)のようには使えず、交通機関の支払いに注意が必要です。
この記事では、シンガポールでJCBが使える具体的な場所、公共交通機関での支払い方法、そして快適な旅行のための決済戦略を解説します。
シンガポールでJCBは利用可能か?
1. JCBの普及率
シンガポールは親日的な国であり、JCBの普及率は欧米諸国に比べて高い傾向にあります。主要なショッピングモール、デパート、レストランでは問題なく利用できます。
- 普及状況:国際的な観光客が多いマーライオン周辺、オーチャードロード、マリーナベイサンズ周辺ではほぼ利用可能。
- ローカル店:ホーカーズ(屋台街)や一部の小さな商店では、ローカル決済アプリ(PayLah!など)か現金が主流ですが、多くの現代的な店舗ではカードが使えます。
- 確認ポイント:レジやドアにJCBロゴがあるか確認しましょう。
2. JCBが確実に使える店はどこ?
JCBカードの利用が期待できる、比較的規模の大きな施設は以下の通りです。
- 大型施設・ホテル:マリーナベイサンズ、リゾート・ワールド・セントーサ、高島屋などの主要デパート。
- スーパーマーケット:FairPrice(フェアプライス)やCold Storageなど大手スーパー。
- 航空会社:シンガポール航空のチケット購入(オンライン・窓口)。
JCBが使えない原因と対処法
1. なぜホーカーズや小さな店でカードは使えないのか?
シンガポールではキャッシュレス化が進んでいますが、地元の人が集まる伝統的なホーカーズ(屋台街)や、個人経営の小さな商店では、現金またはローカル決済アプリ(NETS、PayLah!)のみの対応が残っています。
- 拒否される場面:ホーカーズの一部店舗、郊外のローカルな店、市場。
- 小額決済の習慣:少額の支払いは現金やモバイル決済で行うのが一般的です。
- 対策:ホーカーズを楽しむために、常にシンガポールドル(SGD)の現金を準備しておく必要があります。
2. MRTやバスの交通費の支払い方法(注意点)
シンガポールの公共交通機関(MRT、バス)では、日本のSuicaのような独自のICカード(EZ-Linkカード)か、国際ブランドのコンタクトレス決済(タッチ決済)が利用できます。
- JCBの対応:JCBのタッチ決済(コンタクトレス)機能が、現地のOpal/SimplyGoシステムに対応しているか、事前に確認が必要です。対応していない場合は、現金でEZ-Linkカードを購入する必要があります。
- 注意点:切符購入は基本的に廃止されており、クレジットカードやモバイルSuicaなどのタッチ決済を使うのが主流です。
VISAブランドならエポスカードがおすすめ
↓エポスカード(海外保険付き)のお申し込みはこちら
>> エポスカード
シンガポール旅行で最適な決済戦略
1. JCBは旅行のメインカードとして使えるか?
シンガポールではJCBの利便性は高いですが、万が一交通機関で使えないリスクを避けるため、VISAまたはMastercardのタッチ決済対応カードをサブカードとして持参することを推奨します。高額決済や優待利用にJCBを活用しましょう。
VISAブランドならエポスカードがおすすめ
↓エポスカード(海外保険付き)のお申し込みはこちら
>> エポスカード
2. 現金(シンガポールドル)はいくら必要か?
ホーカーズでの食事や、交通機関でのEZ-Linkカード購入のために、シンガポールドル(SGD)の現金は必須です。
- 現金目安の考え方:厳密な必要額は旅行スタイルによりますが、1日あたり30シンガポールドルから50シンガポールドルを目安に持っておくと、ホーカーズやチップ、小額決済に安心です。
- 現金の主な使い道:ホーカーズでの食事、EZ-Linkカードの購入・チャージ、タクシー(カード非対応の場合)。
- 現金調達:JCBカードを使ったATMキャッシングは、現地の主要銀行(DBS Bankなど)のATMで可能です。
3. JCB特典の活用方法
JCBプラザ・シンガポールや、主要なレストラン、リゾート施設での優待キャンペーンが充実しています。割引やキャッシュバック情報を事前に確認し、最大限活用しましょう。
まとめ
シンガポール旅行におけるJCBカードは、都市部のショッピングや大型施設では非常に役立ちますが、最も重要なのは公共交通機関の支払いへの備えです。JCBのタッチ決済の対応を確認し、万全を期すならVISA/Mastercardのコンタクトレスカードも用意しましょう。
シンガポールの決済術:MRT・バスはタッチ決済またはEZ-Link、ホーカーズは現金、ショッピング・高額決済はJCBを活用しましょう。

