会社を辞めてでも行く価値のあった1年の韓国留学(語学堂)

※ 2023/07/21追記:エポスカード(VISA)の海外旅行保険は2023/10/1以降、付帯条件が自動付帯から利用付帯に変更となります

※この写真は大学寮の自分の部屋から撮影した大学の景色です。この写真を見るたびに当時を思い出し元気をもらっています。

留学先 ソウル 延世大学(ヨンセ大学) 語学堂
留学時期 2015年
性別
留学した年齢 20代
目的 語学留学

 

高麗大学に1年留学後、就職するも再留学を決意

私は大学時代に韓国語に興味を持ち、韓国へ留学した経験があります。この時は大学の交換留学の制度を使って1年間ソウルにある高麗(コリョ)大学に行きました。

 

この一年間の留学は私の価値観や人生を大きく変えるほど、とても楽しく、そして充実したものでした。帰国後は日本の一般企業に就職するのですが、韓国語を諦めきれなかった私は会社を辞め韓国へ再度留学することにしました。

 

日本人がまったくいない延世大学に留学

大学時代の留学は日本人が多い場所で、どうしても日本人と一緒に行動してしまうことがあり、唯一後悔した部分でした。今度行くからには日本人がまったくいない場所に行こうと自ら韓国の検索サイトで大学や語学堂を検索したところ、仁川の南部にある松島という街に延世大学の大学語学堂があることを知りました。

 

すぐに大学のホームページから問い合わせたところ、来月から始まるクラスがあるとのことですぐに応募しました。

 

担当の方(韓国人)と韓国語でメールのやりとりをして、必要書類や入学当日の流れ、大学に付属する寮の申し込みの手続きをしました。(当日まで学校を訪れることがないので、書類などもすべてメールに添付されたものを印刷して持って行く形でした。)入学金などは日本から韓国に送金したのですが、虎ノ門にある新韓銀行まで足を運んで送金した記憶があります。

 

留学に必要な事前準備、持ち物

私がお世話になった語学堂は2ヶ月で1学期、1年間で6学期制の学校だったのでビザを取得する必要がなかったのが一番楽でした。授業ではレポートの提出やプレゼンの発表があるとのことでパソコンは必須でした。

 

留学時期が初夏だったので洋服は日本と変わらないものを数着持って行き、スマートフォンなどの電子機器も日本で使っているまま持っていきました。(充電器は日本と韓国でプラグが異なるので、それは現地で購入しました。)最近は海外対応の電子機器も多いので、準備はとても楽でした。

 

また日本で事前にシティバンク(現SMBC信託銀行)の口座を作り、日本円をある程度の額入れておきました。日本円で入れても現地では韓国ウォンで引き出せます。大学内のコンビニにあるATMで海外の銀行カードが使えたので、いつもそこでお金を下ろしていました。

 

クレジットカードも世界で使えるVISA、Master Cardなどを中心に3枚ほど持って行きました。(たまにこのカードは使えないと言われることがあるので数枚持って行くことをお勧めします。

 

クラス分けテスト、実際の授業内容

入学の前日に大学に入り寮の契約をしました。寮の部屋は二人一部屋で私と同じ部屋を使うルームメイトの子はアメリカ系韓国人の女の子でした。

 

入学当日はクラス分け用の実力テストから始まりました。クラスは1~5まであり1が初級、5が高級です。テストは筆記とスピーキングで、スピーキングでは語学堂に来ようと思ったきっかけや趣味、好きな映画などを聞かれました。

 

テストの後にオリエンテーションがあり、そこでクラスが発表されるのですが、オリエンテーションが英語か中国語しかなかったため、私は学長先生とマンツーマンで韓国語による説明を受けました。そこで今回の学期は日本人が私1人ということに気づかされました。

 

次の日から実際に授業が始まるのですが、朝は9時から12時まで一般的な韓国語の授業で、文法や単語を学びます。午後は13時から17時までで日によって内容は変わります。長文読解の日があれば、プレゼンやディベートをする日もありました。

 

私は4級だったのですが、韓国人でいう小学校高学年くらいの子供たちと同じレベルの内容だったそうです。週5日みっちり勉強ができるかつ、日本人がいなかったことでコミュニケーションは韓国語と簡単な英語のみで、韓国語能力もどんどん上がっているのが自分でも良くわかりました。宿題やテスト勉強はやりますが、授業で習った単語や文法は生活しているだけでアウトプットできる環境なので、別で勉強することはなかったです。

 

食事は学内の食堂、カフェが多め

食事に関しては、大学内に食堂やコンビニ、カフェがあるので基本的にはそこで済ませていました。食堂は日替わりでメニューが変わるので楽しかったです。

 

もしその日のメニューがイマイチだったり苦手なものだった場合は、となりのフードコートで食べたいものを食べていました。韓国のラーメンやとんかつ、キンパ、うどん、チゲなど辛いもの、辛くないものなんでも揃っていました。授業後に友達と街へ繰り出し飲み歩いたのも良い思い出です。

 

語学堂を卒業後、韓国語の先生に。

2ヶ月で一学期が終わるカリキュラムが私にマッチしていて、短期集中で学べたのが何より良かったです。授業では「死刑制度の賛成、反対」や「マウスによる実験は動物愛護の観点から見てどう思うか」など現代社会において議論されている問題についてのディベートなどもあり、考えさせられることも多かったです。(日本語でも自分の意見を伝えるのは難しいのに外国語で伝えるのは本当に難しかったです。)

 

しかし、こういった授業を受けたおかげで帰国後に受けた韓国語能力検定では最上級レベルである6級を取得することができました。

 

私は結局、4級が終了して物足りなかったので5級まで進み、語学堂を卒業しました。卒業式で先生方に「韓国で一番難しい語学堂を卒業したんだから胸を張って生きていくのよ!」と背中を押されてから4年が経ちますが、あの留学経験が存分に生きて、今は韓国語を教える立場の人間になりました。語学堂で学んだ数ヶ月はかけがえのない宝物です。

 


体験談ここまで

 

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