※ 2023/07/21追記:エポスカード(VISA)の海外旅行保険は2023/10/1以降、付帯条件が自動付帯から利用付帯に変更となります
企業がグローバルな展開をするのも当たり前となり、海外出張に行く人も増えてきました。目的の仕事をしっかりとこなすのは当然ですが、せっかくの海外出張を便利にお得に過ごしたいものです。
実はクレジットカード一つで、ずいぶんとお得になるケースがけっこうあります。他のビジネスマンよりも快適な海外出張を楽しむことができるかもしれません。
そこで、本記事では、海外出張によく行く人に向けて、おすすめのクレジットカードを紹介致します。
海外旅行保険の手続きを省略したい
海外出張の費用は基本的に会社負担でしょう。しかし、海外旅行保険は自分で加入する必要があることも多いです。海外出張が多い人にとって、毎回海外旅行保険に加入するのはかなり面倒です。
そこで、クレジットカードの海外旅行保険を利用しましょう。
自動付帯の海外旅行保険であれば、持っているだけで保険が適用されますので、加入手続きをする必要がありません。
海外旅行保険にも補償範囲がいろいろとありますが、必要となるのは以下の3つです。
・傷害治療補償(ケガをした際の治療費を補償)
・疾病治療補償(病気になった際の治療費を補償)
・携行品損害(持ち物の盗難や破損を補償)
自動付帯で、必要となる補償範囲をカバーしているクレジットカードを一つご紹介します。
エポスカードは、自動付帯の海外旅行保険が備えており、傷害治療補償200万円、疾病治療補償270万円、携行品損害20万円まで補償してくれます。
しかも年会費が無料です。
年会費が無料なのにここまで補償が充実しているカードはほとんどありません。海外出張には必須の一枚と言ってもよいでしょう。
海外出張でマイルを貯めたい
飛行機に乗る時が一番マイルを貯めることができます。まして海外出張となればどっさりとマイルを貯まります。この絶好の機会を見過ごすのはもったいないです。
マイルを貯める際には、まず自分がよく使う航空会社を確認しましょう。
世界には二つの航空会社グループがあります。スターアライアンスとワンワールドです。同じグループ内の航空会社であればマイルを共有することができます。
例えば、スターアライアンスグループに所属するエアカナダに乗っても、同グループのANAのマイルが貯まります。逆にANAマイルをエアカナダの航空券と交換することも可能です。
マイルの溜まりやすさに違いはありませんので、よく使う航空会社を確認してどちらの航空会社グループにするか決めましょう。
ANAはスターアライアンス、JALはワンワールドと提携していますので、それぞれ一枚ずつマイルの溜まりやすいクレジットカードをご紹介します。
ANAワイドカードは、ANAカードの中間ランクカードで、年会費が7250円かかります。
特徴はゴールドカードの半分の年会費にもかかわらず、ゴールドカードと同じ付与率でマイルをもらえることです。そのほか、国際線ビジネスカウンターも利用できるので、快適な海外出張を過ごすこともできます。
JAL CLUB-Aカードは、JALカードの中間ランクカードです。年会費10000円かかりますが付与率が高く、さらに年会費3000円のJALカードショッピングマイル・プレミアムに加入すると、付与率が倍に跳ね上がります。そのほか、スムーズにチェックインできるビジネスクラスチェックインカウンターの利用、空港店舗や免税店での割引もあります。
海外でのキャッシングを安くしたい
海外では多額の現金を持ち歩くのは危険であるため、クレジットカードでの支払いが主流ですが、多少の現金は必要です。海外では交換手数料が高くキャッシングレートが低いため、現地通貨でのキャッシングを利用することが多くなります。
どの国際ブランドでも世界中のATMでキャッシングすることは可能ですが、キャッシング時のレートは国際ブランドによって異なります。
マスターカードとVISAは同水準ですが、JCBはその2つと比べてレートが安くお得となっています。ですので、キャッシング用にJCBのクレジットカードを所持しておくと、海外でのキャッシングをお得に使うことができます。
中でもおすすめのクレジットカードはJCB一般カードです。
JCBが直接発行しているプロパーカードのスタンダードカードです。
他の国際ブランドよりもレートが安いだけでなく、ATM手数料が無料となっています。年会費は1250円となっていますが、初年度無料です。2年目以降についても、年間カード利用額などの条件を満たせば無料になります。たとえ条件を満たさなくても、キャッシング時の低レートとATM手数料無料ですぐに元を取れるので一枚持っておくと良いでしょう。
まとめ
目的に合わせて4枚のクレジットカードをご紹介しました。
クレジットカードは1枚だけ持っていれば十分なものではなく、目的に合わせて何枚持っていてもよいものです。年会費がかかりますが、海外出張を多くこなす人ならすぐに元が取れてしまうでしょう。
ぜひ本記事を参考にしてクレジットカードの発行を検討してみてください。
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