留学に持っていくクレジットカードの限度額はいくらくらい?引き上げはできる?

※ 2023/07/21追記:エポスカード(VISA)の海外旅行保険は2023/10/1以降、付帯条件が自動付帯から利用付帯に変更となります

クレジットカードを発行した場合、年収やそれまでのクレジットカード利用履歴などから限度額が決まります。

限度額は自分で申し出るものではなく、会社側で決めるものです。発行してみなければ限度額は分かりません。

留学直前にクレジットカードを申し込むと、予想よりも限度額が低く生活費に使うには心もとないケースもあります。

なので、留学より少し前からクレジットカードを準備しておくことがおすすめです。

クレジットカードの限度額はどのくらいが主流?

クレジットカードの限度額は、基本的に10万円刻みで設定されます。ゴールドカードなど特別なカード以外は10万円~100万円までの限度額に設定されることが大半です。

中には別途申し出ることで限度額を5万円に減額できるカードもありますが、留学時に持っていくには不向きです。

学生の場合、収入源がない方は限度額が10万円に設定されることが多くなります。貯金額やカード会社によって限度額が上がることもありますが、高い限度額が設定できる会社はほぼありません。

カードによってはキャッシング枠の限度額も別途設けられますが、こちらも学生や無収入の場合は最低限の10万円か、枠が付与されないこともあります。

>> 海外留学で使えるおすすめクレジットカードを比較!【発行しやすさ・キャッシング・保険】

留学に持っていくクレジットカードの限度額はいくらがおすすめ?

留学にクレジットカードを持っていく場合、普段の買い物にはクレジットカードを使う方が安心です。留学先として選ぶエリアならスーパーや小売店などでもクレジットカード対応のお店が多いため、不便もないでしょう。

多額の現金を持つことは危ないですし、度々口座から引き出していると手数料もかかるためです。

クレジットカードの限度額は1か月に利用できる金額と思いがちですが、実際はやや異なります。支払いが完了するまで限度額が復活しないため、支払日をチェックしておきましょう。

クレジットカードの締め日や支払日はカード会社によって違います。会社によっては支払日を複数のタイプから選択できるケースもあります。

主な締め日と支払日は15日締めまたは20日締めで翌月10日支払いです。また月末締めで翌月下旬~翌々月初めが支払日に設定されていることもあります。

たとえば4月1日からクレジットカードを使って15日締めの翌月10日払いの場合、4月1日から15日の間に使った分の限度額は翌月10日に回復します。しかし4月16日以降に使った分は翌々月10日まで回復しません。

4月1日から15日に使った金額が2万円、16日から5月10日までに使った金額が8万円の場合、5月10日に2万円分の支払いを行います。

8万円の支払いは6月10日となり、限度額10万円のクレジットカードなら6月10日までに使える額は残り2万円です。月末締めで翌々月初めに支払い日が設定されている場合は、締め日から支払日まで1か月以上空いています。

クレジットカードの限度額は約2か月で利用する金額と考えておきましょう。留学中の生活費が1か月10万円かかる場合、限度額は20万円程度必要です。

限度額を早く回復させたい場合は、20日締め翌月10日払いなど締め日と支払日の間隔が狭いカードがおすすめです。またはデビットカードの使用も検討してみましょう。

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一時的に限度額を増額(引き上げ)することもできる

クレジットカードの限度額は、状況によって変更が可能です。たとえば限度額10万円のカードでも、一時的に限度額を増加させることができます。

短期の留学などでは、留学時の生活費に使うと申し出ることで限度額の増額ができる可能性があります。

1年単位で増額してもらえるかは状況によりますが、海外旅行や大きな買い物をしたい時の一時的な増額は比較的簡単です。

クレジットカードを発行したものの、限度額が足りないと感じる場合は一時的な増額を検討してみましょう。

限度額低めのクレジットカード複数枚が便利

学生名義でクレジットカードを作る場合、限度額が10万円程度のケースも多くなります。クレジットカードを最大限に活かす場合は、複数枚のカードを持っていくことがおすすめです。

カードを複数枚持つことで、片方のクレジットカードにトラブルがあった場合もカード利用が継続できます。

カードのブランドを変えると使える店舗も変わるため、違うブランドのカードを持っていくのも良いでしょう。事前に留学先で使いやすいブランドをリサーチしておくこともおすすめします。

世界的に加盟店が多いブランドはVISAですが、Mastercardも国によっては使いやすいカードです。

もし1枚では限度額が足りないと感じる場合は、2~3枚クレジットカードを持っていくようにしましょう。

2か月間の生活費に40万円、50万円が必要な方は少ないので、限度額10万円~20万円のカードが2枚あれば十分に対応できます。

初期状態で限度額が高く設定されているクレジットカードもある

通常カード発行時に、一般的な年収の方や学生ではショッピング枠10万円~50万円程度が付与されます。

しかし発行者の信用度によっては、発行完了時点で限度額が100万円に設定されているクレジットカードも存在します。

楽天カードはある一定の信用があれば、初期設定の限度額が100万円に設定されることがあります。

もちろん不正利用の場合も、速やかに連絡すると保障があります。楽天カードは限度額の減額がWeb申込のみで完結することも特徴です。

限度額を100万円に設定するのが怖い場合は、マイページから減額申込を行うとすぐに変更が可能です。

学生や収入が少ない方は再度の増額申込が難しいため、減額は慎重に行いましょう。100万円の限度額をフルに使う方は少ないですから、多少減額しても使い勝手に差はありません。

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留学時に持っていくクレジットカードの限度額を決めるポイント

何枚かクレジットカードを保有している方は、カードによってショッピング枠やキャッシング枠の付与額が異なっているかもしれません。

留学時に持っていくことを考えると、2か月間に使う金額を目処に限度額を想定しましょう。

毎月5万円から10万円使うと考えている場合は限度額が10万円のカード2枚か20万円のカード1枚があれば金額的には十分です。

途中でカードが使えなくなるトラブルに備えたい場合は、カードを2枚に分ける方が得策です。

2枚以上のカードを持っていく場合はメインのカードを決めておく方がポイント還元もまとまるので、使い勝手の良い方を中心に使っていきましょう。

まとめ

クレジットカードの限度額は自分で決められるわけではないため、留学時に必要な費用を計算してから持っていくカードの枚数を決定しましょう。

学生名義の場合ショッピング枠が10万円しか付与されないこともあるため、複数枚を使い分けることがおすすめです。

楽天カードのように限度額が100万円に設定されているようなカードもあるので、メインのカードを1枚にまとめたい場合は限度額が高いカードをおすすめします。

予備やトラブル時の備えとして限度額が低いクレジットカードを1枚持っていくと更に安心です。

キャッシング枠がついている場合はいざと言う時にお金を借りることもできるので、ショッピング枠とは別に限度額をチェックしておきましょう。

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