※ 2023/07/21追記:エポスカード(VISA)の海外旅行保険は2023/10/1以降、付帯条件が自動付帯から利用付帯に変更となります
常夏の国、フィリピン。
観光で行くとなると、セブ島など南国の楽園のようなイメージがあります。
しかし、そんな海沿いのリゾート地にはあまり地元の人はいませんね。
フィリピンなど、東南アジアの特徴として、観光者が多いリゾート地と地元の人が生活している街中とけっこう差があるんです。
フィリピンでクレジットカードは使える?観光地は使いやすい
実はクレジットカード事情もこの土地の差によって変わってきます。
あなたが行かれる都市によって違うということです。
クレジットカードが使いやすいのは、観光者が多いリゾート地。
使いにくいのは地元民がいる街中やあまり観光では行かない都市。
しかし、街中に行くだけとはいえ、クレジットカードが必要になることもあります。
または、いざというときにクレジットカードがあって助かった〜ということもありますので、最低でも1枚は所持しておくと便利です。
フィリピンで使えるおすすめクレジットカードはVISA、Master、JCB
フィリピンの中でもまだまだ普及しきれておらず、クレジットカードを利用している人はわりと富裕層ばかり。
私もフィリピンに短期留学したことがありますが、そこの学校の先生でクレジットカードを持っている人は少数でした。
そんな中でも、大きなデパートやホテルではクレジットカードが使えます。
そこでそんなフィリピンでも使えるカードは 「VISA」「Master」「JCB」です。
「アメックス」や「ダイナース」は使える場所がかなり限られてくると思います。
お気に入りのカードの他に「VISA」「Master」「JCB」のどれか1つを一緒に持っていくことをオススメします。
カードが使える場所と使えない場所
もともとあまりクレジットカードを使う習慣のないフィリピンですが、どこで使えてどこだと使えないのか。
場所や施設によってハッキリ紹介するのは難しいですが、大まかな施設でわけてみます。
使える場所
ホテル、ショッピングモール、レストランなど。 想像できるとおり、観光者の多くが訪れそうな施設です。
少しちいさめなレストランの場合は、使えない可能性もあるので先に確認しておくといいと思います。
使えない場所
屋台、地元スーパー、コンビニ、マッサージ店、観光地の入場料など。
基本的にクレジットカードは使えないところが多いと思っていたほうがいいです。
少し見慣れない外貨(ペソ)ですが、少しずつ慣れていくしかないですね。
日本より物価が安いため、日本のようなイメージでいくとかなり現金が余ってしまうかも。
現地の相場を確認して、必要最低限の両替で大丈夫ですよ。
【注意点】現金は大金を持ち歩かない!
フィリピンはまだまだ発展途上国。
街中を観光していると、貧しい生活をしている様子はひとめ見てわかります。
私がセブに留学に行った際に思ったのは、地元の人が白人(日本人含む)をみる目が明らかに違ったこと。
学校の先生いわく、「白人は金持ち」と思い込んでいるようです。
地元民しか行かないような市場へ出かけた時は、5歳くらいの女の子が赤ちゃんをおんぶし、裸足で付いてくるんです。
信号で止まるたびに、こちらを見ながら「マネーマネー」と言ってくるんですよね。
もちろんここはグッとこらえますが、なかなか心が痛みました。
観光客を狙ってお金をせびる。
実は珍しくなく、「目を合わせたらダメよ、お金もあげちゃダメ」先生はそう言って教えてくれました。
あと余談ですが、アクセサリーもジャラジャラつけてはダメですよ。
通りすがりに引きちぎられて盗られます。
お金に困っている人がたくさんいるんですね。
現金もなるべく大金ではなく、持ち歩くときには少額のほうがいいです。
日本円からフィリピンペソへの両替は現地がお得
両替に関しては日本を飛び立つ前から考えるところ。
日本の銀行や空港でもできるし、現地の空港からデパート、街中の両替所でも簡単に替えられます。
日本円からフィリピンペソに替えるだけですが、その手数料が両替所によって違います。
手数料が安いことを求めるならば、現地が1番。 現地の中でも、ホテルやデパートはやや高めなので街中の両替所がオススメです。
旅行中にペソがなくなり、日本円がある場合にはぜひ両替所でぺそに替えておきましょう。
ただ一つ注意点。
フィリピンのお金事情は、どちらかというと現金。
まったく両替せずに飛び立ち、現地の街中で…と思っている方も多いかもしれませんが、多少日本で替えていくことをオススメします。
クレジットカードが普及している国なら、現地到着後に何かでお金を使いたいとなった場合でもすぐカードで対応できます。
が、まだフィリピンはカードが普及しきれていないので、到着後にすぐ何かを買いたくても「現金のみ」の場所が多いです。
そのため、少しでもペソを持っていればいざというときに便利なのです。
日本で両替するか、もしくは現地の空港についたときに空港で両替しちゃうといいです。
どちらかというと、到着後の空港は何かとバタバタしているので、可能であれば手数料は少し高いですが、日本で両替しておくことをオススメします。
ATMでのキャッシングの利用方法!カードは複数枚持っておくと安心
まだ完全に普及しきれていないクレジットカードですが、使わないと思っていても1枚は持っておきましょう。
いざ、現金が足りなくなったときに「キャッシング」が使えます。
デパートや街中でもATMはそこらじゅうにあり、必要なときにはすぐ使えます。
留学生が多いからか、私が訪れた場所では24時間営業のATMもありました。
実際わたしも使ってお金を下ろしたことがあります。
絶対この予算内でおさめるぞ!と意気込んだ私でしたが、最後の1週間で手持ちの現金が尽き…。
キャッシング機能なんてよくわかっていなかった当時ですが、それでもクレジットカードを3枚もっていたお陰で救われました。
1枚入れ、できず。
2枚目入れ、できず。
3枚目を入れたら、なんとキャッシングが使えて無事に出金!
かなり行列ができていた最中でしたが、これほどクレジットカードがあってよかった〜と思った瞬間はありません。
クレジットカードを持っていく際には、キャッシング枠の確認もしておくと便利ですよ。
クレジットカードと海外旅行保険
クレジットカードを持つメリットとして、「旅行保険」が付帯している点が挙げられます。
しかし、クレジットカードの種類と利用によって付帯サービスが全く異なるため注意が必要です。
「これ、保険ついてるから大丈夫!」と思っていても、いざ使いたいときに「利用対象外」となってるケースも…。
例えば、「その旅行の旅行代金をこのクレジットカードで支払っているか」や 「旅行保険付帯」となっていても「海外旅行保険には利用条件があります。」など。
お出かけ前に、お手持ちのカードを一度手元に並べてみてください。
確実に使えるものがクレジットカードに付帯していれば安心ですが、もし使えなさそうであれば別途通常に旅行保険に加入することも検討できますよね。
とくにフィリピンは治安が良くないので、病気や怪我の保障も大切ですが、何かを盗まれた時などの盗難の保険も付けておくと安心です。
それぞれのカードの「旅行保険」についてしっかりと調べておくことをオススメします。
まとめ
まだまだ普及しきれていないフィリピンのクレジットカード事情。
7:3くらいで現金のほうが使いやすい状況です。 とくに現地を肌で体感したい!という旅行者にとっては、屋台や地元民しか行かないようなお店に行かれることと思います。 尚更、現金ですね。
ただ、治安が良くないため大金を持ち歩くのはタブーです。
ATMから出る際にもお金の扱いには注意してくださいね。
そうは言っても、クレジットカードは役に立つ場面が多いです。
ホテルで提示を求められる場合もあるし(デポジット)、キャッシングを使って現金を引き出すこともできます。
旅行保険も付帯しているのであれば、各カードをきちんと確認して持っていくべき物を選別してみてくださいね。 では、現地では観光客オーラをなるべく消して楽しんできてください♪
こちらの記事もおすすめ
>> フィリピン留学におすすめなクレジットカードランキング【留学経験者の口コミ】
コメント