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韓国への留学が決まったら探さなければいけないのが留学中の滞在先。でも。どうやって探したらいいのか、どんな種類があるのか、どんなシステムなのか、よくわかりませんよね。
ここでは、韓国への留学生たちの一般的な滞在先について、探し方やそれぞれのメリット・デメリットを挙げながら紹介していきたいと思います。
滞在先の種類
韓国への留学生たちが一般的によく選ぶ滞在先としては、留学先の学校の寮、コシウォン(コシテル)、ワンルームなどが挙げられます。
交換留学や正規留学の場合は、寮に入れる場合が多く、手続等も簡単なので、よくわからなければまずは寮に入ることをお勧めします。また、正規留学の場合は 、長期の留学になるのでワンルームを契約する場合も多いと思います。韓国への留学が初めてであれば、まず寮に入って生活しながら、ゆっくりワンルームを探してみるのもよいでしょう。
しかし、語学堂留学の場合は、交換留学や正規留学とは異なり、寮に入れる対象外である場合が多いです。その場合は、コシウォンやワンルームなどの滞在先を自分で探す必要があります。
1. 寮(寄宿舎/기숙사)
韓国の大学も日本の大学と同じように学校に寮があるのが一般的です。寮の申請は、学校のホームページから行う場合や、留学の申請時やその後の手続きの際に学校から案内がある場合が多いので、寮に入りたい場合はこまめにチェックしておきましょう。
また、寮費は、1カ月ごとではなく、1学期分などを先にまとめて払う場合が多いので、あらかじめ準備しておく必要があります。期間などは学校や留学の種類によって異なる場合が多いので、分からないことがあれば学校に問い合わせしてみるとよいでしょう。
特に交換留学の場合は、寮費が免除になったりと、同じ留学先でも所属している日本の大学によって異なる場合が多いので、日本での大学への確認も必須です!
寮に住むメリットとしては、
・学校の中や、すぐ近くにあり、便利!
・寮の中にコンビニや食堂、ジム、コピー機などがある場合がある。
・他の滞在先よりも比較的費用が安い。
・寮に住んでいる韓国人学生や他の留学生などと友達になれるかも?!
などが挙げられます。
反対にデメリットとしては、
・2人部屋や3人部屋の場合が多く、一人の時間をとるのが難しい。
・ルームメイトと性格や生活習慣が合わない場合がある。
・寮によっては門限があることがある。
などが挙げられます。
2. コシウォン(コシテル)
コシウォンとは、漢字で考試院と書き、試験を準備する学生が入る部屋です。机とベッドのみがある狭い部屋で、これにシャワー・トイレがついたものがコシテルになります。
小さい冷蔵庫は部屋にあることが多いですが、台所や洗濯機は共同になります。コシウォンによっては、ご飯やラーメン、キムチなどを無料で提供してくれるところもあります。エアコンやオンドル、Wi-Fiが各部屋ごとにある場合と、共用の場合があるので、部屋を探す際に注意してみる必要があります。また、男女共同のところと、女性専用、男性専用と分かれているところがあります。
家賃は月25万ウォンから45万ウォンほどで、保証金は必要ないか10万ウォンほどです。
コシウォンを探す際は、ネイバーで検索する方法、地図で検索する方法の他に、アプリで探す方法もあります。アプリのストアで “고시원” “고시텔”と検索するといくつか出てくるので見てみるとよいでしょう。写真付きで見ることができるほか、施設の情報なども簡単に調べることができます。気になるコシウォンが見つかったら、「部屋を一度見てみたいです。」と連絡してみましょう。
コシウォン(コシテル)のメリットとしては、
・保証金が必要ない。
・1カ月など短期間の契約も可能で比較的融通が利く。
・一人の空間が確保できる。
・Wi-Fiや水道代、電気代なども家賃に含まれている場合が多いため、家賃の他に面倒な手続きや料金の支払いが必要ない。
等が挙げられます。
反対にデメリットとしては、
・とにかく部屋が狭い!
・物が多いと収納場所に困る。
・壁が薄いことが多く、隣の人に気を遣う、または騒音が気になる。(早朝・夜は部屋での電話禁止などルールがあることも)
・洗濯機や台所が共用のため、使いたいタイミングで使えないことがある。
等が挙げられます。
普段、外にいることが多く、家にいるのは寝るときだけ!という方にお勧めです。また、短期間の入居も可能であるため、語学堂留学の留学生が多く利用する傾向にあります。
3. ワンルーム
ワンルームとは、言葉通り一部屋だけの一般的なお部屋です。学校の周りで一人暮らしをしている韓国人学生の大部分がこのワンルームに住んでいます。
部屋のなかに、シャワー・トイレ、台所、洗濯機などの基本的な家具が備わっており、ベッドや机もあることが多いです。調理器具や洗剤などの細かいものは自分でそろえる必要があります。
ワンルームは、1年もしくは2年契約が基本であり、短期での契約はできません。また、保証金が500万ウォン~1000万ウォン必要になります。家賃は50万ウォン~で、保証金が高いほど家賃が安くなる傾向があります。また、Wi-Fiや水道代、電気代などは別で支払う必要があります。
ワンルームを探すときは、コシウォンと同様にアプリで検索します。”직방”というアプリが有名です。気になる部屋が見つかったら不動産に行ってみましょう。韓国人の友人と一緒に行くことをお勧めします。
ワンルームのメリットとしては、
・ 一人の空間が確保できる。
・ コシウォンに比べて部屋も広いため快適。
・寮やコシウォンのように細かいルールがない。
反対にデメリットとしては、
・保証金や家賃などが金銭的に負担になる。
・1年もしくは2年契約であるため、短期の留学には向いておらず、契約期間の融通が利かない。
等が挙げられるでしょう。
価格や契約期間などから、正規留学など長期での滞在の際に多く選ばれます。
自分に合った滞在先を!
いかがでしたでしょうか。このほかにもシェアハウスや、下宿などもありますが、一般的に留学生がよく利用する3つの滞在先について紹介させていただきました。
留学の種類や、自身の生活スタイル、金銭面、重要視するポイントに合わせて、滞在先を選ぶとよいでしょう。
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