※ 2023/07/21追記:エポスカード(VISA)の海外旅行保険は2023/10/1以降、付帯条件が自動付帯から利用付帯に変更となります
世界遺産のアンコールワットが有名なカンボジア。
歴史を感じる建物も多く、魅力的な国の一つですよね。
実際行ってみてカンボジアの現状に少し驚きました。
観光地もそんなに整っている環境ではありませんが、まだまだ発展途上の国でした。
カンボジアでクレジットカードの普及率は?カードは必要?
そのため、基本的にはクレジットカードは普及もされていなければ利用できる店舗も数えるほど。
基本的には現金主義です。
カンボジアのクレジットカードの普及率は2%。
国民はほぼ持っていないし、クレジットカードの存在もあまり浸透していません。
近年ではクレジットカードの利用ができる施設も増えてきましたが、まだまだクレジットカードだけ!というわけには行かないのが現状です。
現金を多めに持っていきましょう。
カンボジアで使えるおすすめクレジットカード
もっぱら現金主義のカンボジア。
かろうじてクレジットカードが使える、そんなお店でも使えるカードの種類は限られています。
やはり使えるのは「VISA」か「Master」。
このどちらかであれば、無難です。
やっとカードが使える!というときに、利用できない種類だと残念ですよね。
他の国で利用が増えてきている「JCB」は、ハッキリ言って微妙です。
使えるところがあったらラッキーくらいの感覚です。
また、「アメックス」や「ダイナース」は使えないと思ってください。
現金必須ですが、いざというときのためにクレジットカードを持っていくときは、迷わず「VISA」「Master」で。
カードが使える場所と使えない場所
基本的に現金社会のカンボジアです。
しかし、一部クレジットカードが使えるお店もあったり…。
使いたいときは確認することが必須です。
使える場所
有名なホテル、大きなスーパー、観光客向けの飲食店、観光客向けのお土産店。
このくらいになると思います。
お気づきかと思いますが、使えるところはほぼ「観光客」向けの施設。
外国人のためにクレジットカード対応してくれている、という感じです。
レストランも、地元の人にとっては高級な「観光客」向けの所であれば使えます。
地元の人にとっての高級店ですが、物価が安いため日本人から見たら普通なんですけどね。
感覚がおかしくなりそうですが、日本と同じような料金だと思ったら現地ではかなり高い方なのです。
使えない場所
規模の小さいホテル、地元のスーパー、小さい飲食店、屋台、市場、観光施設(入場料など)、タクシーなどなど…
特別な理由がない限り、現金を使ったほうがいいです。
クレジットカードを見せてもしっくりこない店員さんも多いです。
そもそも普及していないので、見慣れてないんですよね。
観光地であっても、基本的に現金です。
観光地の入場料の支払いで、一度クレジットカードを出したこともありましたが、スタッフの反応は「?」でした。
カンボジアの両替はリエル?ドル?
クレジットカードが使いにくいカンボジア。
現金を多めに両替していく必要がありますね。
カンボジアの通貨は「リエル」。
なかなか聞き慣れない名称で、あまり目にすることもないです。
そんな「リエル」ですが、種類が多く紙幣だけで11種類、硬貨は4種類あります。
こんなに使いこなしているなんてすごいと驚きました。。
しかし、実際カンボジア内でも流通している種類は一部ですべての種類を目にすることはあまりありません。
じゃあよく使われている通貨を多く両替しよう…と思う所ですが、そこで出てくるのが「米ドル」。
国民は「リエル」を使ってる人も多いですが、実は「米ドル」も流通しています。
観光客が行く施設であれば、基本的に「米ドル」の利用が可能なんです。
観光地の入場料も普通に「米ドル」で支払うことができました。
本当にローカルな屋台や市場などは「リエル」を使ってる場合が多いですが、旅行をする分には「米ドル」でことが済みます。
見慣れた「米ドル」が使えるのは助かりますね。
しかし注意点も。
カンボジア内で「米ドル」の硬貨はあまり流通していません。
1ドル以下のお釣りが必要な場合、ドルで帰ってこないケースがあります。
小さい単価については「リエル」で渡されることもありますので、使い方に注意です。
あまり見ない「リエル」なので、そんなときは記念に持って帰るのもアリですよね。
と、いうことで日本円から両替するなら「米ドル」でOK!
余った時は他の国で使えるので便利ですね。
ATMでのキャッシングの利用
クレジットカードは使いにくいですが、カード自体は持っていると便利です。
というのも、「キャッシング機能」があるから。
クレジットカードが使えないなら、現金が必要ですよね。
そんな時、両替所へ行って日本円から両替するのが普通かと思いますが、ATMでクレジットカードを使って現金を手に入れる方法もあります。
クレジットカードが普及していないカンボジアでも、銀行は普通にあるし、ATMは銀行以外でも大きなデパートや街中でも見られます。
そのATMの表示に「VISA」や「Master」のマークがあれば使えるんです。
私は何度かありますが、両替するにも手持ちの日本円すらなくなってしまった… そういうときはキャッシングに助けられました。
クレジットカードが使える国では問題ないのですが、「使えないからこそ必要」ということもあるんです。
ATMではそのまま指定した通貨(カンボジアなら米ドル)で現金が手に入るので、両替する必要もないです。
ただ、「キャッシング」なのでもちろん利子があります。
利用金額には注意して、日本に戻り可能であれば、早めに支払いをするのがオススメです。
自分のクレジットカードが海外で使えるものなのか、限度額をきちんとチェックして、使えるカードを持っていきましょう。
クレジットカードと旅行保険
クレジットカードが使いにくいカンボジアですが、持っていくメリットの一つに「旅行保険」が付帯したいる点があります。
治安がいいとは言えないカンボジアへの旅行は、保険をかけておくと安心ですよね。
しかし、クレジットカードの種類と利用によって付帯サービスが全く異なります。
「これ、保険ついてるから大丈夫!」と思っていても、いざ使いたいときに「利用対象外」となってるケースも…。
例えば、「その旅行の旅行代金をこのクレジットカードで支払っているか」や 「旅行保険付帯」となっていても「海外旅行保険には利用条件があります。」など。
お出かけ前に、お手持ちのカードを一度手元に並べてみてください。
確実に使えるものがクレジットカードに付帯していれば安心ですが、もし使えなさそうであれば別途普通に旅行保険に加入することも検討できますよね。
それぞれのカードの「旅行保険」についてしっかりと調べておくことをオススメします。
まとめ
まだまだ発展途上のカンボジア。
クレジットカードの普及率は低く、利用できる施設も限られています。
使えるかな判断するときは、「観光客向け」で、地元の人がいかないような「少し高級」な施設かどうか。
中心部では、最近クレジットカードが利用できる施設も増えてきましたが、まだ現金主義。
クレジットカードを持っていく場合も、現金を多めに持っていきましょう。
そしてポイントは「クレジットカードはVISAかMaster」。
両替するなら「米ドル」です。
この点をおさえておげば、旅行する期間なら問題なく過ごせるでしょう。
便利な環境で過ごしている日本人にとって、カンボジアはクレジットカードだけでなくいろいろと考えさせられる国。
カンボジアの歴史と現状をぜひ肌で感じて来てください♪
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