※ 2023/07/21追記：エポスカード（VISA）の海外旅行保険は2023/10/1以降、付帯条件が自動付帯から利用付帯に変更となります
ショッピング企業イオングループは、利用者にサービスを利用してくれた感謝への還元として独自のカードイオンカードを発行しています。
イオンカードは支払の際に提示することによってポイントがたまり、そのポイントを使えば様々なサービスを利用することが可能です。
それ以外にもイオンカードにはお得な使い方があり、それは海外でも支払いとして使うことができるということです。なぜイオンカードが海外で使えるのか紹介します。
イオンカードは国際ブランドに加盟しているから
なぜイオンカードが海外で使えるのかというと、それはイオングループが国際ブランドJCBに加盟しているからです。
イオングループは独自の銀行サービスのイオンバンクを所有しており、イオンバンクに依頼するとイオン銀行のカードが発行されます。このカードを使うとイオンバンクに入金した資金を使用して、イオングループで買い物をした際に現金を使わなくても引き落としという形で使用できるのです。
そんなイオンバンクが発行しているイオンカードには，先に言ったとおりにJCBに加盟しているので海外でも使用する事が可能です。JCBとは日本のクレジットカード会社で古くからある企業で、海外の国際ブランドの加盟し各銀行に国際ブランドの証を取り付けたカードを発行する業務をしています。
これまでは三井住友など古くからある既存の銀行に委譲していましたが、現在ではイオンのようなショッピング企業が独自に銀行カードを発行したりネットバンクの普及もしているなど銀行業務が多様化しています。
そんな独自に作り上げている銀行にとって、海外で使えるカードというのは、国際基準に適合するほど信頼性があるというステータスを得られるので安心して使えることが利用数を伸ばせるメリットがあります。そこでJCBの厳格な基準をクリアし、イオンカードにも国際ブランドの証を取り付けられているのです。
このカードを使うことによって海外で使った情報が、まずJCBの本部にデータ送信されてきます。そしてデータ送信した分を、今度はイオンバンクに送信することで利用履歴が届きます。
最後に利用履歴をもとに、イオンバンクに入金している資金から差し引かれることで料金が支払われる仕組みになっているのです。
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イオンカードを海外で使うとお得な理由
イオンカードを海外で使うとお得な部分がいくつかありますが、やはりキャッシュレスで買い物ができる点です。
海外で現金を使用して買い物をすると、どうしても空港やその国の銀行に設置している両替所にいかなければならない手間と通貨の違いによる金額の算出が難解というのが欠点です。その点国際基準をクリアしているイオンカードを持っていれば、そのカードを提示して支払うことによって換金や算出の手間を省くことが可能になります。
さらに現金支払いだとデポジットと呼ばれる高額の保証金を支払う必要がある場合がありますが、クレジットはカード自体が保証書なので支払う際に余計な出費をしなくて済みます。
そして海外で買い物をする際に気を付けたいのがスリであり、クレジットカードは多額の資金が入っている銀行口座情報が入っているので盗難をする人間側からすれば格好の獲物です。
イオンカードもこの手の問題をしっかりと把握しているので、持ち主から連絡が来ればすぐに利用停止の後に番号を破棄してくれます。もちろん破棄した後は、すぐに所有者に対して新しい番号の入ったカードを付与してくれるので安心です。
イオンカードが使える国には、イオングループが独自に設立しているイオンワールドデスクというものがあります。海外に行くと、地図を見ても正確な場所が分からなくなってしまって目的地につけないことやストライキなどのトラブルに見舞われることはよくあるのです。
そこでイオングループではイオンワールドデスクを通して、カード所有者に対して現地のレストラン予約だけでなく突然のトラブルの対処法の相談などを受け付けています。
日本で使うこともメリットが大きい
イオンカードは海外でも使える便利なカードですが、日本国内で使う場合でも大きなメリットがあります。
そのメリットというのが、イオンが独自に発行しているポイントときめきポイントがあるからです。ときめきポイントというのは、クレジット機能を持っているイオンカードを使用する事によって利用金額に応じてポイントが貯まる仕組みになります。
その利用金額の最低金額が200円からであり、200円使うと1ポイントたまる計算です。そのポイントが平均で1万点以上貯まると、そのポイントを使ってイオンのオンラインショップで食品などの生活品を購入するだけでなく高価な電化製品や生活雑貨の購入費に当てられます。さらにオンラインショップで使わない場合でも、ポイント数に応じて引換という形で最新の調理器具や遊園地のチケットなどに変換できます。
もちろんイオングループのサービスに使うだけでなく、例えば携帯電話の通話料金や公共料金などの支払いにカードを使うと同じようにポイント還元ができます。
イオンカードは便利だけど海外では使える範囲が狭いので注意
厳しい基準を合格して発行されているイオンカードは海外でも使えるといいましたが、実は使用する際に注意点があります。
それは国際基準といっても、このイオンカードが加盟しているJCB規格は使える国は意外に多くないということです。
JCB規格に適合していないと、カードを提示しても使用できないといわれてしまいます。そのため海外で使う場合は、事前にイオンカードが使える国かしっかりと調べる必要があります。
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