※ 2023/07/21追記:エポスカード(VISA)の海外旅行保険は2023/10/1以降、付帯条件が自動付帯から利用付帯に変更となります
海外旅行や出張をする際には当然空港を使いますが、思いのほか待ち時間が長くて退屈してしまうことも少なくありません。
そんな時に、空港ラウンジを使うことができると、無料のドリンクやWi-Fi、新聞雑誌があるゆったりとした空間で時間を過ごすことができます。
そこで本記事では、海外の空港ラウンジを無料で使うことができるクレジットカードをご紹介します。
空港ラウンジとは?
空港ラウンジとは、通常の待合室とは別に設けられた快適な空間です。
空港ラウンジによって設備は違いますが、大まかに言うと、ソファー席やパソコンデスクが備え付けられており、ドリンクや新聞雑誌、Wi-Fiなどが無料で使うことができます。軽食やお酒を提供している空港ラウンジもあるので、ぜひとも利用したいところです。
空港ラウンジには大きく分けて、航空会社ラウンジ、カードラウンジの二つがあります。
航空会社ラウンジは各航空会社の上級会員であったり、ビジネスクラスやファーストクラスを利用であったりと利用条件がやや厳しく誰でも利用できるわけではありません。その分サービスは豪華になります。
カードラウンジは対象となるクレジットカードを提示すれば入ることができます。航空会社ラウンジに比べればサービスは劣りますが、それでも通常の待合室よりも快適に過ごせることは間違いありません。
どのクレジットカードでもカードラウンジに入ることができるわけではありません。無料で入れるようになるものもあれば、国内線でしか使えないものもあります。
海外旅行でラウンジを無料で使いたいならちゃんとクレジットカードを選ぶ必要があります。
基本的にラウンジを使えるクレジットカードはゴールドカードですので年会費がかかります。その点もしっかりと確認しましょう。
それでは、海外の空港ラウンジを使えるクレジットカードを紹介します。
楽天プレミアムカード
楽天プレミアムカードは、楽天の上級ゴールドカードです。年会費は1万円かかりますが、海外の空港ラウンジを使うならすぐに元を取ることができます。
楽天プレミアムカードの特徴はプライオリティパスを無料で発行できることです。
プライオリティパスとは世界1200か所以上の空港ラウンジを無料で使うことができる会員資格のことで、年会費は$429となっています。本来なら4万円以上かかるプライオリティパスの会員費を、1万円で使うことができるので非常にお得です。
プライオリティパスが海外中心であるため、国内線の空港ラウンジにはあまり使えないというデメリットはあります。また、プライオリティパスは本人分しか発行できないため、家族や同僚も一緒にラウンジを使う場合には$32を追加で支払う必要があります。
ダイナースクラブカード
ダイナースクラブカードは、見た目こそ金色ではありませんが、上級ゴールドカードとみなされています。
ゴールドカード単体で入れるラウンジ数は世界850か所以上と、ゴールドカードでも最多となっています。(上記のプライオリティパスは、ゴールドカードと別に持ち歩く必要があります。つまり、プライオリティパスとゴールドカード、それぞれ一枚必要となります)
空港によっては、カードラウンジだけでなく、航空会社ラウンジも使うことができるので大変便利です。
また家族カードでも本会員と同じように空港ラウンジを使うことができます。
年会費が22000円とやや高く、また、審査では満27歳以上で年収500万円以上が目安とも言われており、誰でも気軽に作れるわけではありません。
MUFGカード ゴールド
MUFGが発行するゴールドカードです。
年会費が1905円とゴールドカードとしては非常に低額で、気軽に会員になれるが特徴です。
肝心の空港ラウンジですが、実は国内主要空港とホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港でしか使うことができません。そのため、対応できる範囲が非常に狭いのですが、海外旅行はハワイのホノルルにしか行かない人、めったに海外旅行に行かないけどホノルルで空港ラウンジを使いたい人などは検討してみてもよいかもしれません。
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードを持っていると、初年度限定ではあるもののデルタ空港の上級会員資格が自動で付帯します。そのため、全世界600か所にあるスカイチームの航空会社ラウンジを無料で利用することができます。しかも、同伴者1名まで無料となっています。
年会費26000円ですが、航空会社ラウンジを使えるならばそれほど高いものでもありません。
ネックとなるのは上級会員が初年度限定ということですが、前年度のカード利用額が150万以上であれば2年目以降も継続されますので、利用できる額を確認してみましょう。
まとめ
海外の空港ラウンジを使えるクレジットカードをご紹介しました。どれも年会費がかかるゴールドカードですし、サービス範囲も全く違いますので、本記事を参考にしてどのクレジットカードにすべきか検討してみてください。
コメント