ゆうちょ銀行の国際送金サービスを利用する方法、手数料の紹介

※ 2023/07/21追記:エポスカード(VISA)の海外旅行保険は2023/10/1以降、付帯条件が自動付帯から利用付帯に変更となります

ゆうちょ銀行では、ゆうちょ銀行の口座から外国の銀行口座や郵便振替口座などにお金を送金することが出来る国際送金のサービスがあります。

留学、海外出張している人に送金したり、海外での買い物に利用することが可能です。

そんな、ゆうちょ銀行の国際送金サービスの具体的なサービス内容や利用方法、手数料などについて紹介していきます。

ゆうちょ銀行の国際送金とは?

ゆうちょ銀行の国際送金とは、パソコンやスマートフォンなどで利用することが出来るゆうちょダイレクト、ならびに国際送金取扱郵便局およびゆうちょ銀行全店の窓口で利用することが出来るサービスです。

ゆうちょ銀行の国際送金には海外の口座に送金することが出来る口座間送金住所あて送金の2種類が存在しています。

同じ国際送金であっても、口座間送金と住所あて送金では手続き時に必要なものが異なりますので、手続内容に合わせて準備しなければなりません。

ゆうちょ銀行の国際送金で必要なもの

ゆうちょ銀行の国際送金で必要なものですが、

口座間送金の場合は

・国際郵便振替請求書(口座間送金用)

・通帳orキャッシュカード

・届け印

・本人確認書類(取引時確認未済の口座の場合のみ)

・マイナンバーが記載されている書類(マイナンバー登録未済の口座の場合のみ)

が基本的に必要なものです。

また、取引時確認未済の口座の場合は運転免許証やパスポートなどといった本人確認書類が必要で、マイナンバー登録未済の口座の場合はマイナンバーが記載されている書類も必要です。

住所あて送金の場合は、

・住所あて送金用の国際送金請求書兼告知書

・送金人および告知者の本人確認書類

・告知者のマイナンバーが記載されている書類

が必要なものです。

告知者というのは、調書提出法に基づき告知を行う人のことを指します。また、代理人からの手続きの場合は委任状が必要となる場合もあります。

高額な国際送金を行う場合

高額な国際送金を行う場合には、送金内容などについて事前に審査が行われた後に受付が行われる形です。

審査には2週間から3週間程度の時間が必要で、審査の結果によっては申し込みができない場合も出てきます。

送金時のレートは、本申込みの時のレートが適用となり入金時などではありません。

また、送金には申し込みから4日から6日程度の日数が必要で、送金先の銀行などによっては大幅な遅延の可能性もあるため注意が必要です。

利用時に必要な手数料と送金限度額

ゆうちょダイレクトによる送金

ゆうちょ銀行の国際送金に必要な手数料ですが、ゆうちょダイレクト利用の場合、国際送金の申し込みは2,000円が必要です。調査請求・取消し・事故訂正などが必要となった場合も2,000円が必要です。

窓口からの送金

窓口からの送金は、口座間送金が4000円、住所あて送金が5000円となっています。

注意事項

さらに、仲介手数料等が国によって必要となり、送金金額から差し引かれます。

この仲介手数料ですが、国や地域によっては無料となる場合があります。

「ゆうちょダイレクト国際送金」の仲介手数料等が無料となる対象国・地域の代表的なものにアメリカ合衆国やイギリス、スウェーデンなどが挙げられます。変化することもありますので事前にウェブサイト上でよく確認しておくか、窓口に問い合わせておくと安心です。

 

ゆうちょ銀行の国際送金では、送金限度額が設けられておりその範囲内でのみ利用することが可能です。

ゆうちょダイレクトによる1回あたり送金限度額は100万円未満の条件があり、1日あたりだと200万円以下となります。1か月あたりは500万円以下です。

注意しなければいけないのが、国際送金申込時の適用レートで換算された送金金額が送金限度額に適用となるということです。

したがって、レートで換算して利用状況を把握しておかなければならないということになります。

ゆうちょダイレクトと窓口の違い

ゆうちょ銀行の国際送金は、ゆうちょダイレクトと窓口で利用することが出来ますが、ゆうちょダイレクトと窓口では利用できるサービスに違いが存在します。

ゆうちょ銀行の国際送金は、口座間送金住所あて送金の2種類が存在します。

ゆうちょダイレクトから国際送金を利用する場合は、外国の受取先が銀行口座または郵便振替口座の口座間送金のみしか利用することが出来ません。

したがって、為替証書等を送る形の住所あて送金を利用したい場合には、窓口から手続きしなければならないということになります。また、ゆうちょ銀行の国際送金は、国や地域によって仲介手数料が無料となります。

この仲介手数料等が無料になる国や地域は、窓口取り扱いの場合と異なる場合もありますので事前によく確認しておく必要があるでしょう。

外国からの送金を受け取る場合

外国からの送金をゆうちょ銀行で受け取る場合ですが、ゆうちょ銀行が指定している仲介銀行経由の場合は米ドル建てまたはユーロ建て送金の2通貨から選ぶことが可能です。

外国の銀行から送金する場合には、記載漏れや誤りなどがあると仲介手数料が徴収された上に届かないということもありますので、事前にゆうちょ銀行のウェブサイトなどをよく確認して記載漏れや誤りがないように慎重に手続きする必要があります。

ゆうちょ銀行の国際送金を上手く活用!

ゆうちょ銀行の国際送金は、様々な条件はありますが仕送りなどをする場合にもとても便利なサービスです。

定期的に利用する場合は、ゆうちょダイレクトであれば窓口の営業時間に限らずいつでも利用できますし、送金先登録なども出来て便利な上に仲介手数料が無料になる場合もあります。

上手く利用することによってリーズナブルに海外送金が出来ますので、上手く活用するようにしましょう。

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