海外送金?キャッシング?海外で外貨をお得に利用するおすすめの方法4つ

※ 2023/07/21追記:エポスカード(VISA)の海外旅行保険は2023/10/1以降、付帯条件が自動付帯から利用付帯に変更となります

海外旅行や海外留学の際、外貨を現金で持っていくことに不安を感じている方も多いでしょう。必要以上の現金を現地で持ち歩かないためには、海外送金や国際キャッシュカードなど他の方法を併用すると便利です。

これらのサービスは利用するにあたって手数料がかかるため、極力手数料が安い方法を選びたいものです。

ここでは海外で外貨を使う際に、お得に利用できる4つのおすすめの方法をご紹介します。

1.海外留学や海外転勤には必須!「海外送金サービス」

海外送金は国内の金融機関から海外の金融機関にお金を振り込む方法です。海外留学の学費や滞在費など現地でまとまった外貨が必要な場合には、海外送金が必要になる場合があります。

海外送金サービスを利用する際は、利用する金融機関の口座と、送金先である海外の金融機関の口座が必要です。

手数料には、円から外貨に両替する際にかかる「為替手数料」の他、海外送金サービスの利用料として徴収される「送金手数料」、送金元と送金先の金融機関の間に中継銀行を経由する場合にかかる「コルレス手数料」などがあり、利用する金融機関や送金先によって手数料は異なります。

 

海外送金は金融機関が提供するサービスであるため安心・安全です。一方、海外送金にかかる手数料の相場は3000円~1万円程度であり、割高というデメリットもあります。

 

手数料の高さが気になる方は「Wise」[PR]という海外送金サービスがおすすめです。手数料が安く、送金スピードも速いことが特徴です。金融機関の海外送金サービスにこだわらない方は、Wise[PR]の利用も検討してみましょう。

 

2.金融機関の口座から引き落とされる「国際キャッシュカード」

国際キャッシュカードとは、金融機関に預けているお金を海外でも利用できるサービスです。海外のATMから現地通貨を引き出せるほか、デビットカードの機能が付いているものはクレジットカードのように国際ブランド(VISA・JCBなど)に対応した現地のお店でも利用することができます。

 

クレジットカードと異なり利用できるお金は預金残高が上限なので、使い過ぎを防ぐためには有効です。さらに不正利用時の補償があるカードもあるため、万が一の際にも安心です。またカード発行時に審査の必要がなく未成年でも発行できるため、学生の海外留学にもおすすめです。

 

国際キャッシュカードの利用時には、利用金額の2~3%の事務手数料がかかります。さらに海外ATMから現地通貨を引き出す場合は、事務手数料に加えて現地ATMの利用手数料がかかります。外貨送金とどちらがお得かは利用する通貨や利用金額によって異なりますが、国際キャッシュカードではショッピング利用でポイント還元があるというメリットがあります

 

3.事前にチャージした分だけ利用できる「海外プリペイドカード」

海外プリペイドカードは、事前にカードにチャージした外貨を現地で利用できるものです。国際キャッシュカードと同様、海外ATMからの現地通貨の引き出しや、現地でのショッピングにも利用できます。未成年でも発行できる点も同じです。

 

国際キャッシュカードとの違いは、金融機関の預金残高からは引き落とされないため、仮に不正利用されたとしても被害は事前にチャージした範囲に留まります。その反面、不正利用時の補償がないのが一般的です。また海外プリペイドカードには有効期限が設けられています。有効期限内にチャージした金額を利用できない場合は出金することも可能ですが、出金には500円程度の手数料がかかるためチャージのし過ぎには気を付けましょう。

 

海外プリペイドカードでは、外貨をチャージする際に3~5%程度の為替手数料がかかります。国際キャッシュカードの事務手数料と比べると割高ですが、利用通貨や条件によっては為替手数料が1%未満または無料になるプリペイドカードもあります。より安全にお得に両替したい場合は海外プリペイドカードの利用も検討してみましょう。

 

4.短期間の利用なら「クレジットカードの海外キャッシング」

海外で現地通貨が必要な場合は、海外キャッシングを利用するという方法もあります。海外キャッシングとは、クレジットカードを利用して海外ATMから現地通貨を引き出すことです。「Visa」または「Plus」のマークがついたATMであれば、基本的にどこの国でもキャッシングを利用することができます。

 

キャッシングは利息がかかるため敬遠している方も多いかもしれませんが、利用期間が短ければ手数料は安く済みます。また、海外キャッシングの為替レートは為替手数料が含まれない「実勢レート」が適用されるためお得だと言われており、短期の海外旅行や出張などにはおすすめの方法です。利息を最低限に抑えたい場合は、繰り上げ返済を行いましょう。海外キャッシングを利用したクレジットカード会社に電話をして、指定口座に請求金額を振り込めば手続き完了です。

 

海外キャッシングを利用する際は、ATMに暗証番号を入力する必要があります。普段あまりクレジットカードを利用しない方は、渡航前に暗証番号を確認しておきましょう。また、空港や金融機関など安全な場所に設置されているATMを利用することをおすすめします。夜間や人通りの少ない場所のATMを利用する場合は強盗などの被害に合う可能性があるため、注意が必要です。

 

まとめ

滞在期間や利用しやすい決済方法など、人によっておすすめの外貨の利用方法は異なります。海外留学などではまとまった外貨が必要なため、海外送金は必要でしょう。短期の海外旅行であれば海外キャッシングで手数料を抑えることができます。キャッシュレスで利用したい方は、国際キャッシュカードや海外プリペイドカードが便利です。手数料の安さはもちろんのこと、自分の利用しやすいサービスを選んでお得に外貨を利用しましょう。

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